〜〜余程のことが無い限り、もうちびこは病院へは連れて行きません〜〜
ちびこは扁平上皮癌になりました。悪性エナメル上皮腫も併発しています。
猫にエナメル上皮腫は聞いたことないと言われました。稀なことみたいです。
どうあれ、病変は局所的。遠隔転移はない(ことがほとんどなんだろうな)そのため完治を目指すなら右顎全摘
ちびこは全身レントゲンでは他に病変は見つかりませんでした。リンパ節への転移もありませんでした。
それでも術後は疼痛管理が大変、病変細胞を少しでも取り残したら数ヶ月で再発するという。
そういう病気です。私は疼痛管理を行い、ちびこが残りの猫生を穏やかに全うできるようにして行きます。
今日は私だけが病院へ行って来ました。
今使っている痛み止めの追加と、もう少し強めの痛み止めを出してもらうためと
先生が提案してくれた、化学療法をお断りするためです。
副作用が出た場合、食欲減退が一番多いようなのと、一番は腫瘍の予後が悪すぎるから。
長引かせたところで、猫は辛いだけで、飼い主の自己満足だと思うので。
今、非ステロイド系のメタカムという薬を使っています。
消炎鎮痛剤ってやつですね。
これはビビが晩年使っていた薬で『本当に効いてるんか?』と思っていた薬です。
これは錠剤とシロップ剤があって、使っているのはシロップ剤です。
変な匂い。味は甘いです(ちゃんと味見しましたよ)餌に混ぜて与えられます。
続けると腎臓だか、肝臓の数値が悪くなる可能性もあります。容量は守りましょう。
今更になりますが、ビビは口内炎のため抜歯をしているんだけど本当にちゃんと抜歯されていたのかはわかりません。
というのは、歯根までしっかり抜く先生は少ないと最近知ったから。そんなことあるんかーい。
(そもそもデンタル(歯医者さんで歯を撮るために使う小さいレントゲン)を置いてる獣医さんは少ない)
グラグラの歯は別だけど、それ以外は歯冠だけ除去して根を残したままという獣医さんが多いと聞きました。
感染源が除去できていないから口腔内の炎症が治らない。動物の小さな臼歯の歯根を抜くのは技術がいるそうで。
まぁ、ビビはエイズという免疫の問題があったので、致し方ない部分もあったと思う。
難治性の口内炎でお悩みの飼い主さんは一度歯科を得意とする獣医さんに見てもらうのもいいと思います。
ビビが使っていて、効かないなぁと思っていた痛み止め…ちびこには効いているようです。
今はちびこは具のあるパウチはほぼ汁のみ食べます。具はだめ。
チュールは食べます。総合栄養食とか、カロリーアップとか書いてあるのはダメ。
シーバのチュールタイプか普通のチュールを食べます。
シーバは固め、普通のチュールはそれより水分が多く緩めです。錠剤を包んで食べさせるならシーバがおすすめです。
でも、なぜか調子がいい時は以前から食べていたカリカリも少し食べられるみたい。
あとは猫草。食べると吐きますけどね。でも食べたがるんですよ。
右顎が使えないので、こちらが左側で噛み切れるように工夫してあげています。
猫草を食べたがる時点で本当に痛いのか疑問だと先生は言っていました。
患部は痛いんだと思うよ〜?右では食べないからね。
そんな毎日ですが、なんとなくシンドそうなのが気になって、念のため薬を追加することにしたんです。
レペタン。普通人間は筋中、静注薬。非麻薬性です。
それを経口投与するんですって。まじか!餌に混ぜてはいけません。
患部の方から口腔内へ投与(誤)→ 正常側の粘膜から吸収させるそうです
確かに本当に少量なんだけど、味は?匂いは?と思ったけど
先生、味見していることなんてなさそうなんで聞きませんでした。
効果の発現に時間がかかる代わりに効果が長く続く感じとのことで
1日一回でもいいけど、2日に一回程度でもいいですよ〜って。
(とはいえ、そんな記載はネットにはなく様子見ながらまた相談かな)
様子見て効きが悪いようなら1日一回にします。
あ〜もちろん、しましたよ。味見。
ちょっと手についちゃったのよ。わざとじゃ無いのよ笑
無味無臭と思います。これなら大丈夫かな。
このレペタンがダメなら、麻薬になります。
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