悲しかったり嬉しかったり

六本木の生徒で昨年誕生日にもらったワンコウが家庭の事情で別れなければならなくなったそうで、本人は相当落ち込んでいた。私はあえて触れなかったが、気持ちは十二分にわかるので声をかけられなかったのである。
　今の私もワンコウとの散歩が至福のひと時であるが、これが離れ離れになるということは耐え難い現実である。可哀そうで声もかけられなかったね。

　嬉しいことは六本木、馬込と体験で来た子供たちが正式に入会をして、こちらでの新会員はホントに久しぶりである。会員の減少に少しは歯止めがかかったかな。
　今年は幕張本郷にもチラシが配布できてこちらも期待をしている。今度の千葉県大会にも主催者団体としてはちょっと参加者が足りないので、何とかしたいものである。
　退会者は毎年のことだが、新入の会員が増えなかった、それでも蒲田、生麦、戸塚カルチャーでは入会者はあったのだけれどもね。
今年は何とか期待ができそうである。

　そんなことで、今夜は馬込中学から池上駅まで歩いてタイムを計ったら２０分弱であった。地下鉄で泉岳寺周りを考えると電車賃分が浮くのかな。
　戻ってクウと近所を一回りして本日も終わり、こんな日常がありがたいのである。

スポーツ雑誌

戸塚に行くときは早めに行って、有隣堂で本棚をのぞくのだが、スポーツ誌では、サッカーのワールドカップを控えているせいかサッカーの雑誌が半分以上を占めており、スポーツ人口が一番だと思っていた、野球のスペースが少ないのにはびっくりする。
　空手雑誌は３種類の雑誌が並ぶが、月間空手道はすでに店頭にはない、私の感ではあるが、毎月５冊程度の入荷をしているのではないかと思っているのだが、今月号は発売日に行った時、１冊しか残っていなくて私が買って無くなったようである。

　うちの会員の人も買ったようでそれも関係しているのかね。
それにしても格闘技の雑誌が肩身が狭いようにおいてあるのには寂しいねぇ。サッカーなどは本番前の練習試合でさえ大騒ぎで、雑誌の扱いが野球を抜いてきているようである。
　
　先週、戸塚へ行くときの東海道線の中で、同じ車両の端の人が移動してくるので何事かと目をやると、男性が奇声をあげてひっくり返ったりしていた。
　別に他人に危害を加えるようなことはないと思ったのだが、私は一応立ち上がってみんながこっちに来るのに反して近くへ行って様子を見ていた。
ついこの前に、台湾であったか電車内でナイフを振りかざした大学生が殺傷事件を起こしたばかりであったので、何かあったら動こうと思っていたのである。
　この人間は次の戸塚で降りて事なきを得たのだが、いつ何時こういう事態に遭遇するかもしれない。
空手の、一番の大本は護身なのである。空手をやっていなかったら私も対処方法がわからないので敬遠をしたのだろうが、実際に戦う前に割けるすべがあるだろうと頭を動かして、どうしても、という時には一瞬にして動く予定ではあった。
　
　空手で培ったおかげである。

あじさい

朝方は涼しくもあって気持ちのいいころだねぇ。ワンコウ仲間と戯れて今日もスタートである。
散歩をしているとアジサイの花を見かけるようになり、時の移ろいを感じるね。
　今週当たりの雨で梅雨に入るようなことを言っているが、そのころの花があじさいで、雨に濡れた風情がまたいいものである。

私も花鳥風月をいっぱしに述べるような年齢なのかねぇ。
確かに年齢とともに考え方や嗜好なども変わってきて我ながら不思議に思うこともあるが、「千秋動かず一声の仁」変わらない真理もある。
　人間も随分丸くもなったが、これはこれでいいではないか。

今日も楽しく過ごせれればいいねぇ。