佐川城
高知県高岡郡佐川町上郷にある佐川城に行ってきました(2024年7月13日)。
最寄駅は佐川駅で、駅から歩いて25分ほどで登城口にたどり着きます。牧野公園の中の一角で、防獣のための門を開けて入ります。登城口からは10分ほどで主郭に到着します。現地の縄張図では、土佐の山城でよく見られる詰の段という書き方がされています。
主郭は堀切で二つに分けられています。南側には標柱が建てられています。北側には石垣があります。石垣のあるところには、詰の段から一度ニノ段に降りて、グルっと回り込むことになります。「土佐の山城」という本の表紙に使われている写真は、こちらの石垣ですので、行った際には見てみるのがよいかと思います。
現地の説明板によると、この城は長宗我部元親の重臣であった久武内蔵助が松尾城からこちらに移したとのことです。また、その後長宗我部氏から山内氏の支配になると、山内一豊の筆頭家老である深尾重良が入城しています。ただ、1616年の一国一城令により廃城となっています。
佐川城の位置
説明板
青源寺庭園
青源寺山門
青源寺本堂
登城口
縄張図
説明板
登城口の門
詰の段の標柱
三角点
詰の段の堀切(1) 上から撮影
詰の段の堀切(2) 堀底から撮影
詰の段の土塁(1)
詰の段の土塁(2)
詰の段の石垣(1)
詰の段の石垣(2)
詰の段の石垣(3)