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収束が見えないコロナウイルスが発生したプロセス

発生現地は中国・武漢市とされる、この都市名を知っていたならかなりの中国通でしょう、内陸の工業都市で人口は1100万人も居ると、しかも日本人もそれなりに居住していたと知り、さすが人口14億人を抱えている中国は大国だ、日本が10個も有ると思えば脅威だし、この数字が誘い水みたいに世界から工場や会社が集まった、それも40年間もの時間を掛けて吸い寄せた。

この武漢には世界的なウイルス研究所が有る、設立されたのは1956年だから歴史の有る研究所で中国科学院の傘下で武漢病毒研究所と付属する国家生物安全実験室が有り、世界で最も危険な病原体を研究するウイルス実験室として知られている。
同実験室はP4ラボとも言われ国家基準で危険度が高い病原体を扱えるバイオセーフティーレベル(BSL)の最高防護レベルを表し、高度で危険な研究や、ワクチンや治療法が知られていない病原体を専門的に扱ってる。

トランプがウイルスをばら撒いたと言う根拠はこの施設が有るからで、専門家間では遺伝子配列から判断すると人工的に作られたのでなく何か自然的な物、動物からひとなのか、ひとからひとなのかは等様々なことが言われている。
中国は野生の動物を取り扱う最大の市場も有る、昨年の12月初めには流行の兆候が表れた、通常とは様子の違う肺炎の患者が複数報告された。
徐々に増え、その多くは水産物や獣肉を扱う華南海鮮卸売市場と関りが有った、29日には患者の調査を始め、31日にはウイルス性肺炎の可能性が高いと判断し、WHOに44人の患者発生を報告する。

ウイルスは数も多く、感染プロセスも何からなのかの解明も多岐だ、日本も渡り鳥が飛来してくる中継地点が多く有るから地道な調査で情報の蓄積が有る筈です。
以前からコウモリ説は存在し、この研究所にもコウモリを16年も追いかけている女性研究者がいる、夜行性で多くは洞窟で生き延びているから調査は夜でしかも居るのが洞窟の奥だから、そこまで行くのも大変で、大変臭い環境でも有る、使命感がなければ出来ない作業、現在56歳だから現場には行かないだろうが、責任の有る調査研究を任せられている。
その名はシーさんで2004年に中国南部の洞窟でコウモリがコロナウイルスの宿主だと発見した。
コウモリも種類が多いから特定するにも時間や場所、季節など様々な条件のパラメーターを必要としている。

2002~3年に8100人に感染して約800人の命を奪ったSARS(重症急性呼吸器症候群)の発生源は中国で多くのデータの蓄積が有る、今回持ち込まれた検体は異様な肺炎で入院した2人の患者から、市の疾病対策センターが新型と思われるコロナウイルスを検出した、その後の追跡調査はシーさんのチームが引き受ける。

SARS発生から17年後に起こった異様な肺炎の病原体の解明、翌週には関連づけて、後にSARS-CoV-2と命名される、これを日本語では新型コロナウイルスと言う。
世界に拡散し、米国は1月末位にはインフルエンザ数が多く死者も出ていて、コロナウイルスの流行など話題にもならなかった、2月中旬頃から広がりそのウイルスも異なる場所から異なる時点で侵入した。

今日一番感染者と死亡者が多いのが米国で次にブラジル、そしてインドも多い。
世界的なCOVID-19の広がりで、ウイルスと治療薬の開発が急がれる、米国では治験が急ピッチで進められ、今年中には間に合わせたいとしている、英国も薬品会社とオックスフォード大学での共同作業で進められている、何処の国も入手にメドを付けたいと争奪戦が繰り広がれている、中国は国内研究者と薬品会社で開発されていて、もしかしたら国内利用だけだろうから意外と早く実用とするかもしれない、日本は後手だ、富士フイルムのアビガンは藤田保健衛生大学が治験で良い結果が得られなかったとしている、が人種によっては効果有りも有るので他国での治験は行っている。

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