毎日新聞やTVで流れている情報は膨大な量ですね、これらに一々反応してもしょうがないと思うが、このサイトでの筆者のブログをクリックされている数は平均20回位だから多くはないが、観て下さる方には何らかのプラス情報で有って欲しいと思っているし、反論が有って当然と思っている。
ネット経由でのSNSや掲示板等で一番多く検索されているのは、ヤフーニュースらしい、1日数百万人以上なのか1千万を超えて居るかは知らないが、コメント投稿は1日32万件は有るとの事だ、筆者も全てを見る訳には行かないが必ず見ると言うか、最初に表示される設定になっているから目に入る、関心有るテーマで有ったなら読むし、コメントも書く、そのコメントが最近規制されて、誹謗中傷コメントはAI判定で非表示する、この非表示を1回経験した、内容は忘れたがAIに勝手に判断させて良いのかと、このAIは専門では無いが30年以上前の第1次AIブームの頃に関係していた事が有り、米国のAI学会の会員でいた時が有る、その頃は自然言語処理等分野が限られていたし、数年で関心がなくなった、計算機能力が低くて膨大な量をこなせなかったのも有るし、やはりアプリの数が増えなかった。
では、最近のはどう思うかでは、個々を調べても居ないので正確には言えないが、コンピュータ能力は飛躍的に向上している、専用マシンも有るのでアプリに依ってはかなり有効だ、しかし殆どはAIをキーワードにして,如何にもこのアプリは優秀だと思わせているから、使うユーザー側も勉強する必要は有る。
最近の話題は脱炭素やカーボンニュートラル、再生可能エネルギー関連の記事が多い、この分野でも日本では公害問題が騒がれていた時期に工場排水や排煙公害、騒音等環境に関する調査研究やセミナーを企画していた、半世紀前ですから何の参考にもならない。
日本は最初は欧米に学んだが、当時から技術的には日本は卓越した技術が有った、確かに工場地帯では煙突からは排煙がモウモウと排出されていたが、これも5年位で技術的には解決手前で有った、日本の空から煙は消えた、大企業が中心だったからお金の掛け方が違っていたのも有る。
その点工場排水は中小・零細企業も多いので、遅れたが努力はした、この分野は欧米には負けていなかった、誇るべき技術を持っていた、その後台湾や中国と一部東南アジアは酷い状況で有ったので、日本技術の導入は推奨出来るレベルで有ったが意外と進まなかった様に思う、コスト高や仲介業者との連携が進展しなかったからで有ろう。日本は公害・環境技術では先進国だ。
再生エネルギーや車のEV化は、何なんだと言いたい、15年位前には産業が勃興していた、この分野で日本は勝てると思っていた、太陽光発電のお家芸は日本企業で、米国はそもそもこの産業は育たなかった、世界に誇る石油大国だから、エネルギー効率の低い太陽光なんて論外な技術、原理は宇宙ビジネスの先進性が有るからも持ってはいた。
何もエネルギーを持たない日本なら生き残るかと思いきや、中国が安かろう悪かろうで台頭してきた、日本メーカーの発想は民家の屋根が主力の市場、中国は大規模なメガソーラー、屋根の何百倍の面積だから動く金額が違う、このビジネスは不動産屋的発想でよかったから、技術屋は商売では勝てない、彼らは日本メーカーと中国メーカーのコストの差で商運をつかみ取った。あっという間に逆転させた不動産屋の底力はすごい、政府の曖昧な契約とか売電の取り組の仕組みの改良が中途半端で有ったから、量で押して来る中国は、走りながら問題点に対処していた。稟議社会の日本は後手後手の対応で、結局負け戦となった、今や国内で製造するメーカーは無くなった、この分野に関連しての風力発電も日本は小型ではどうにか造れて納入はされていたが、大型となると国内メーカーで例がない、風力は日本で騒がれる前に、ロスアンゼルスから1時間位東に有るリゾート地パームスプリングスの手前の谷になっている所に大掛かりな発電所が有るのを知っていた、土地が広大に有るから、設置場所は幾らでも有るが、日本は険しい山や遠浅でない海には克服しなければならない技術が多過ぎた。
何より綺麗な海岸線は日本人好みだ、そこに景観を壊す風車は邪魔な建造物となる、秋田県や北海道は敵地で既に多くは設置されているが、送電や風車の音、風が吹かねば電気を起こさない等不利な要素は有る。
自動車のEV化、これも日本のメーカーは内製で電池を研究していたが、電極材料の資源は国内にないし、TDKが香港の会社を買収した時に、小型のリチューム電池を取り、自動車用は中国に渡してしまった等判断ミスは有った、結局これも圧倒的な数で、中国に負けてしまった。
現状の推移なら日本は負けが決まっている、欧州はEVで一本化している、米国もEV化に成りそうだが、国内に有る石油を停止するのか、メジャーが何か技術的な有利性を出すのか、一応注視は必要だ。
何よりベンチャー企業が沢山有るし、それに投資する連中も多い。
日本はトヨタの圧倒的な技術力で、総合的なエネルギー産業として日本の他社と一体で欧米と立ち向かうか、しばらく目が離せない。
この分野は当分話題性で追っていかねばならない分野、日本に残された最後の産業群と言ってもよい、これが無くなれば日本は終わり。