欧米でのEV車は売れてない、当初の期待が大きかったのにと思うが、筆者が初めて実物を見たのは大きな展示会で有った、そこは太陽光発電が中心のメイン会場に関連性として置いて有った、今から17年位前だろうか、同時にドローンも展示し、会場内で飛ばしていた。当時も充電器は置いて有ったが、充電機能だけで放電は出来なかった、今から思えばたかが17年から20年前でそんな程度で有った。自動車メーカーも車体用として電池を展示していた、当時から日産はEV車の取り組みは早かった。 当時から日本では世界共通の充電用コネクターを開発推進していたが、主力欧州組が独自開発したし、米国も独自案で進展した、中国は日本案に乗る予定で有ったが、少しの改良で中国製を開発した。
こうして最初の充電器がバラバラで有ったから、安くも無い充電器を自社用とした失敗が有った、結局統一でなら普及をしたかもしれないのに、各社欲が先行したからEV車には課題が多い、こんな物を国が扇動しても産業として見れば、現時点に於いて中国の様な国が、内燃機では勝てないと、そして中国ではリチュウーム電池の資源が取れて、一貫製造が出来るとして、国が関り製造に邁進した、その当時米国の石油メジャーやアラブ諸国も静観の構えで有った、どうせ出来ないだろうと思っていた節が有る。 個人的には切磋琢磨して開発した日本の内燃機開発が無駄になると、ならばEVにも多くの問題が有るから、共存共栄として生きる道も方法だと思っている、日本は政治力が無いから日本案を推進できなかった。 ガソリンスタンドに統一されたEV用充電器を置いても場所を取らないから両方のお客が満足する、現在は残念だが無駄を併用している、自分さえ良ければと言う自己満足に過ぎない、全車両がEVになったら電源構成をどうする問題が起こる、自動車を優先に電気を使わせる訳にはいかない、原子力発電は時間とお金が掛かる、そして危険も有る。火力発電を増やせば、CO2は減らないで出すだけとなる、皆が考えるべき事は、何の為の電気かだ、本質を忘れると大変な社会となる。
今は国の補助金が有るから、売れているので有って補助金が出ないとなれば売れなくなる、これは欧米が経験した事で、何処の国もEV車は止めると言えないのだ、失敗と分かっているが。 日本も中国のBYDのEV車が売れると補助金を出す、但し条件を付けている、それは充電インフラに投資できる事としている、しかし中国はただ乗りしたいからこれに協力してない。 最初から分かっている事を、ハッキリNOと言えない日本を見透かしたのだ、日本は米国の様に国産車優先とすれば良い、考えが異質な中国なんかに市場参入させた、国が悪い。それでも少しは売れるらしい。
日産のサクラが売れているらしい、軽だが各種補助金を合計すると130万円位で買えるらしい、但し家庭での充電が基本だから、充電に10時間は掛かる、よってレジャーでの遠い場所には行けない、市内での買い物とか近場での利用となる。制限付きだが安いのは事実だ。