討論会が盛り上がり、世界からの記者やジャーナリストが集り、その数が1万5千人以上と言う局も有る、正確な数字でなくても、その前後の数は来ていただろうから注目度は高い、選挙本番までには2ヵ月も有るので、長い戦いだが、討論会が終わった時点ではハリス有利との意見が多い、ポイントを稼いだのはハリスで、トランプは失った、政策面でハリスは断定する事は少なく、話し合いや調整の必要性を語った、トランプは過激な発言が多いが、今回は少々トーンダウンで臨んだ、がしかし不適切発言が飛び出した「オハイオ州の不法移民はペットとしている犬や猫を食べて」いると発言し、司会者がそんな事はないと取り消した。
注目テーマの一つに人工中絶問題が在る、約50年前から有る論点で、この賛否に決着は付いて居ない、多くは「一定の条件下では合法とすべき」が半数は有る、違法だとする意見は12%と少ない。余りにも長い期間の議論に決着は付きそうだ。
今回の討論会の要約記事を読んだ、10項目有るが、90分を二人で討論するには、苦手とするトランプには不利となる、彼の問い掛けや、応答は中身が少ない、余りにも評判を落としたからトランプは2度目は無いと言っている、副知事候補の討論会は予定されている、が注目度が低いからどうでも良いレベルとなるで有ろう。
トランプは様々な事件を起こし、裁判沙汰にもなっている、本来なら大統領にはなれないが、犯罪者で有ってもなれるのが米国で、彼は人生の最後に近づいて、裁判が再び起こった。人生の哀れさで有って、今回は一人娘も愛想を付かして、何の役割を持ってない、前回の在任中の人気が悪過ぎて、嫌われていたから、今回は無役を貫いて居る。
ハリスは副大統領として裏方で有って、特に目立った実績もない、バイデンが行けない、行えない事態になれば代役を務める程度で、不安視されていたが、候補に躍り出てからは別人のように対話はするし、大口開けて笑っても居る、裁判官で有ったりの経験者だから、今回はそれが生きていた。このままの状態がこの後2ヵ月続けば大統領に成れるかもしれない、アメリカ史上で初めての女性大統領だ。
1週間後には世論調査が出て来る、その結果が良ければだが、トランプが負さえすれば個人的にはアメリカと日本、そして世界の為にも良い結果となるだろう、今はそれを期待する。