韓国は給与では日本を追い越したのが何よりの自慢だ、確かに追い越されているがこれは為替の変動が有れば簡単にひっくり返る、トータルでは人口が倍の日本には当分勝てないが、特定技術分野では中国にも追い越される、この方が心配なんだが、日本は競争心はなく、争いごとが苦手な国民だ、これが勝つか負けるかのビジネス社会では重要で、勝たねばならないが、日本には戦略性がないし、あっさり生産委託の様な形で渡してしまう、本来で有ればコアな技術として国内に残して置いた方が良いと思われるのでも渡すから日本には何も残ってない場合は有る。国内をゼロにしたら不味いだろうと、何も問題ないと言われる事案ではないと思うが、今の半導体問題もその一つで、中国には資源が有り、それを戦力的に使う場合は有る、色々な理由を付けて、いわゆる小出しにする、単純な半導体だから日本で造れても、とっくに生産ラインを壊したりどこかの国に移転させている場合が多くて、直ぐには対応出来ない、国内の半導体工場は高度なラインや検査機器に置き換わっていれば対応出来ない。
かっては世界に誇る半導体生産国で有った日本が、今は何とも無様な状態だ。
半導体と言っても種類は多い、頭脳と言われているCPUやマイコン、ロジックIC、センサーや光素子そしてメモリー。そして半導体に欠かせない装置や素材も有る、日本が得意としているのは装置や素材だ、付加価値の高い分野でマーケットが取れてないから存在感がない。日本メーカーの名前が記事の中で頻繁に出るシーンなんかない、装置と素材だけ提供してくれれば問題ない、と言われても不思議ではない、非常に恥ずかしい状況なんだが。
この辺が日本もアメリカも困っている、半導体が入手出来なければ自動車のラインを止めるしかない、日本に協力的な工場をフィリピン、ベトナム、インドネシアにでも作って置けば良かったのではと素人的発想だ、生産の分散が出来なかったのか、国内に3割残し、7割を海外工場で生産するが、全てを日本に輸入するのではなく半分をそこから海外企業に売れば良い。
全てを移管するから問題が起こった時に対応が出来ない、国内では工場閉鎖で中高年世代に行き場が無い、働く場をどの位の規模で可能かを真剣に考えて置くべきだと、リスク経営を関連する企業群で構築が必要ではないだろうか、その時には非効率でも、まさかな時に有効かもしれない。
日本は給料がそんなに高くないのに何故移転するかが解せない、余りにも多くの工場が海外移転しているのは本質的に何が問題だろうか、Made in Japanの品質に憧れたり期待する個人や企業は有るだろう、島国日本が遠い海外からコストを掛けて輸送するのも最終的には人件費が関係するが、国内をこんなにも空洞化させてしまった経営陣は呑気に高給取りとして重役椅子に座って、毎日新聞を読んでいる場合ではないが。
ミャンマーが軍事政権に代わって、日本企業が生産停止や撤退が起きている、日本政府は多額のODAを使ってしまった。全てが無償ではないが貸したお金は戻って来るのか、政権が変わったから今までの投資は無効だと言わせない法律的な約束は、日本政府が以前の部分はチャラにしますと、残っていた残債5千億円分?をスーチーに言って喜ばした前科が有る、余りにも安易な政治的な対応で有ったが、日本国民に説明すべきだと思う、外交にはよくある事と安易に認めれらない案件だ。それが多い国が日本で自慢できる内容ではない。
最近韓国が中国に仕掛けられて困っている、30年前は日本がそれをやられて困ったが、歴史はグルグル回っている、その辺を近日中に書きます。