突然の解任劇(自己都合でなく取締役会が解任すると公言する)これに依り、アルトマン劇 場に幕が上がった。マスコミがオープンAIで騒ぎ出したのが1年前だ、アルトマン氏が元グーグルとかマイクロソフト等で活躍していた人でないから、知名度は低い、しかしタイミングが良かったのか、マイクロソフトが1兆円以上の投資した、とかがセットでアルトマンCEOにマスコミが飛び付いたかもしれない、オープンAIは地球上で人工知能を少々取り組んでいた会社に多大なインパクトを与え、一気に知名度を上げた、少なくとも無名の会社が一晩か二晩で注目を浴びたのは、この会社以外に知らない。
2023年の年が明けてから連日AIに関する新聞記事や雑誌にも取り上げられた、多くの媒体に眼を通していたから、わくわく感が異常で有った、これには30年以上前の人工知能ブームを経験していた筆者だから、何で休眠状態から急に勃発したのかは知りたかったので情報収集には務めた。
今や当たり前のキーワードで、実務として取り組んでいる人も多くなった。何にでもAIとか人工知能を絡めた商品や記事が多くなった、長い期間注目が持続していた訳ではない、研究者も他の分野に方向転換しているから、今回のAIブームには誰も出ていない、彼らも70歳前後以上だから実務からは離れている現状が有る、当時は自然言語系が中心で有ったから今の方が何倍も進化して現れた。今回の主役アルトマンにしてもマイクロソフトが巨額の投資してなければ表に現れなかったで有ろう、今回の前に電気自動車EVのマスク氏らと勉強会の様な事を行っていた、機敏なマスクが儲かると思ったなら資金を投入して会社組織にしただろうが、彼は途中で参加しなくなった、他の事業で忙しかったであろう。
今回の騒動はほんの1年前にチャットGPTを公開して、何だか世間が騒がしくなった、数か月後に利用者が1億人を超えてとかのニュースが駆け巡った。それからはアルトマンはAIの伝道師として地球上を飛び回った、知名度が一気に上がり株の時価総額が約13兆円にもなった。
この点で日本のベンチャーは儲かる事業でないから、1兆円になる企業は簡単には現れない、お金が集まるのは地方ではない、東京だから集まるが、NYでなら多額が期待できる、これに期待している中国の会社は積極的にNYを目指す、米中の関係が良くないから今は無理だが、多くの資金を得た企業は、日本とは比べられないくらいに中国が展開は上手だ。
ChatGPTはどうなるかだ、1日で状況が変わるから遠い日本からでは、想像でしかない。アルトマンはマイクロソフトに行くのか、ChatGPTのCEOに復帰するのか、何より今の取締役会メンバーの解任が可能なのか、従業員の大半が会社を辞めると言って居る、そしてアルトマンに付いて行くと、こうなると会社は死に近いから株主は離れて行く、ベンチャーキャピタリスト等が全てアルトマン解任に動いた訳でないから、株を処分して資金の大幅増を受けている何社かが全て去るのか、筆頭株主のマイクロソフトに相談なく解任に動いたのは不味かったので投資を引き上げるしかないだろう。
既に何社かは辞める社員を全て引き受けると言っている、どうなるかは早い時期に決定されるで有ろう。
こんな刺激は、日本にはない全て小粒だから面白みがない、部外者だからこんな不謹慎な事が言えるが、日本にも衝撃が走るビジネスが現れると楽しい気分にはなる。人工知能を取り入れたら主に事務の改善は可能だ、技術の現場でも一つのAI教育ソフトを造れば、改善が必要な現場で効果をもたらす、多くのデータを取り込んでいるなら、判断の一部をAIにやらせれば良い、まだ多くの企業やサービスに取り入れられてないので、やらない依りは、利用した方が良いに決まっている、その為にはデータの中身が重要です。