電気自動車(EV)開発を進めてきたボルボが、より市販車に近い形のプロトタイプをお披露目する。
ベースモデルの「C30」とは異なり、モーターやリチウムイオンバッテリーを搭載するほか、メーター類もEVならではの意匠にあらためられるが、「C30と同等の安全性、快適さ、そして車内の広さを実現した」(プレスリリース)。
バッテリーは、一般的な家庭用電源や沿道の専用充電ステーションで充電が可能。約8時間で満充電となる。航続可能距離は最大150kmで、0-100km/h加速に要する時間は、10.5秒と伝えられる。
今後同社では、2010年に50台以上のテスト車を製造。2011年の実用化を目指して開発を続けるという。
(webCG 関)
ベースモデルの「C30」とは異なり、モーターやリチウムイオンバッテリーを搭載するほか、メーター類もEVならではの意匠にあらためられるが、「C30と同等の安全性、快適さ、そして車内の広さを実現した」(プレスリリース)。
バッテリーは、一般的な家庭用電源や沿道の専用充電ステーションで充電が可能。約8時間で満充電となる。航続可能距離は最大150kmで、0-100km/h加速に要する時間は、10.5秒と伝えられる。
今後同社では、2010年に50台以上のテスト車を製造。2011年の実用化を目指して開発を続けるという。
(webCG 関)
■【ジュネーブショー08】BMW、X5のディーゼルハイブリッドを出展 2008年2月22日(金)Carview
BMWは、ジュネーブモーターショーに、“Vision EfficientDynamics”(ビジョン・エフィシェント・ダイナミクス)を出展すると発表した。
ビジョン・エフィシェント・ダイナミクスは、SUVモデルのX5をベースとする低燃費SUVコンセプト。パワーユニットに高効率な2リッターコモンレール・ディーゼルエンジン、モーター、リチウムイオン電池などを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、クラスベストのクリーンさを実現したとする。
エンジンは、三世代目のアルミニウム製クランクケースを持つ軽量ボディに、コモンレール燃料噴射システムを組み合わせ、これを可変ツインターボで過給する。
出力は、エンジン単体で150kW(204ps)/400Nm(40.8kg-m)を発生。ディーゼルエンジンで、リッターあたり100psオーバーを達成しているのが注目ポイント。これに出力15kW(20.4ps)、トルク210Nm(21.4kg-m)のモーターが組み合わされ、システム全体で165kWを発生する。0-100km/h加速は8.9秒という。
トランスミッションは、ZF社と協同で開発された8速ATを搭載。この多段オートマチックはすでに量産レベルにあるという。
これら様々な先進技術を組み合わせることで低燃費化を実現したビジョン・エフィシェント・ダイナミクス。燃費は100kmあたり6.5リットル (=15.4km/L)と優秀。またCO2排出量は1km走行あたり172gと、このクラスのSUVとしては非常に少ない。
こうなってくると日本の優位性も薄れてきた気がしますねぇ、
日本のディーゼル対応も加速させないとですね。