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7月15日(月・海の日) ♪交響詩『海』

2024-07-15 05:30:18 | きょうの1曲
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休日、いかがお過ごしですか?
きょうは “海の日”

(爽やかな海。行きた~い)


お子さん達にとって、夏休み目前の連休ですね。
楽しい休日となりますように♫




**


きょうご紹介する1曲♫


フランスの作曲家クロード・ドビュッシーの
交響詩『海』

第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」
第2楽章「波の戯れ」
第3楽章「風と海との対話」

副題の付いた3つの楽章で構成されています。


初版のオーケストラスコア 表紙デザインは
ドビュッシー自身の希望により
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』の1つ
「神奈川沖浪裏」が用いられました。

1905年に出版された『海』初版スコアの表紙 
 
 ↑
(左半分の大きな波の部分が用いられています)


葛飾北斎『冨嶽三十六景』から「神奈川沖浪裏」




ドビュッシーの自室には
北斎の「神奈川沖浪裏」が飾られていて
その写真も残されています


サティが撮影したドビュッシー(左)とストラヴィンスキー(1910年)



19世紀中頃からヨーロッパで流行した
「ジャポニズム」
ジャポニズムが当時の芸術家たちに与えた影響は大きく
ドビュッシーも日本に魅了された1人。
日本を題材とした作品を生み出しています。

このあたりの詳しい時代背景は
必要に応じてレッスンでお話ししています。


フランス・カンヌで少年時代を過ごした
ドビュッシー。
彼は「音楽家でなかったら船乗りになっていただろう」と語るほど
生涯にわたって海への想いを抱き続けたと言われています。



きょうは、音楽的な詳しい解説は無しにして…
『海』を聴いたことがない.という方は
ぜひ聴いてみて下さい。
そして、ファーストインスピレーションを
楽しんでくださいね✧∗︎*゚  




きょうもクラシック音楽とともに♪
素敵な1日となりますようにꕥ𓂃𓈒𓏸  



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