軽井沢ル・ボン・ヴィボン

じっと我慢。

じっと我慢の子であった。

この時期に必ず直面する、心の課題。
どれほどオンシーズンにお客様に恵まれようが、
軽井沢にいる以上は避けられないのが、冬の閑散期。

最近は旅のブログなどをまとめたりして、
のらりくらりとやっているように見える僕ですが
そうやって辛抱しているだけ。

こういう時期にも満席になっているお店は、いっぱいあります。
つまり、力が及ばないだけ。
口悔しい気持ちでいっぱいです。 

ここ軽井沢では、オンシーズンに手にした自信やプライドは、
毎年オフシーズン期にズタズタに切り裂かれます。
ましてや、金銭的に追い込まれるなんて最悪の気持ちです。

だけど、どんな事があっても、
「お店の価値は堅持する」と、「一歩も引かない」と誓いました。

先日のイチロー選手のマーリンズへの入団会見でも
「これからも応援よろしくお願いします、と僕は絶対に言いません。
応援していただけるような選手であるために、自分がやらなければいけないことを続けていく、ということをお約束します」
と言うくだりがありましたが

僕が常に心に秘めている言葉と同じです。
自分がプロであることにプライドを持っている人なら、当然そう思うはず。

「じっと我慢」
宿命だと思われがちですが、
僕はそう思いません。
我慢する状況に耐えられないなら、自分で打ち破るのが道です。
これまでもそうしてきました。

5年後、10年後を本気で考えています。

「未来を決めるのは自分自身の現在です。」 

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