BIGBANG! Check it out!

BIGBANG、YG関連のメモ用ブログ(たまに洋楽&邦楽)
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「Monster」M/V ティーザー画像

2012-05-28 11:05:55 | BIGBANG









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スンリは天然だってー

2012-05-24 13:51:11 | V.I

「ポップティーン」誌で次のような質問があったそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「Q いちばん天然なのはだれ?」
 全員一致で「V.I」
TOPさん「V.Iは天然の代名詞です(笑)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これを読んでスンリの謎が少し解けました。
いろいろと胸にストンと落ちるものが・・・

最近のGmarketのフォトから

無駄に表情に力が入ってるスンリ


他の4人と明らかに違う方向へ向いた表情、しかも空振り気味のスンリ


ここでも、なぜ、こーなるのといいたいくらい。どこに向かってるかわからないスンリ


これらのスンリワールドは天然が醸し出す独特のものと思えば納得。


名古屋のコンサートのファンカムから

これは天然さ全開のかわいいスンリ



YGアプリから

あ~文句なしに可愛いスンリ(上との違いは前髪のなしあり)



久々のブログ更新にこんなネタでいいんだろうか。
それにしてもわずかに残っていたスンリの前髪まで、知らない間にパッツン切られてしまった(泣)
今の髪形はヒョンたちに言われて泣く泣く切ったみたいなことを「Ray」誌のインタビューで語ってました。
でも、今は気に入ってるみたいなことポジティブスンリは語ってますが、自分はあまり気に入ってません(正直なところ)。
今の髪形はスンリの天然ぶりが余計に目立つというか、可笑しいし、可愛いし。
このどんぐり頭の狙いはどこ?  ワイルドさ? 無理だよねー。
素のスンリってスギちゃんなみにワイルドじゃないし。
どんぐり頭のスンリに慣れる日はくるんでしょーか。
スンリが可愛いいことに変わりはないのですが。
YGコンの頃の髪形に1回戻したALIVEツアーもいいんじゃないでしょーか。
ジヨンもTOPさんも髪形は早くも変わって2パターン目に入ったし、この際、スンリも変化しよーよ。





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2012年05月16日/10asia/BIGBANG (T.O.P) Vol.3

2012-05-01 00:00:00 | INTERVIEW

Vol.3 ― BIGBANGのT.O.P「今のこの青春が色褪せるのは見たくない」

10asia|2012年05月23日18時06分


悪い男に出会った女の子は、彼が“普通の男とは違って”とても辛いと話した。しかし、BIGBANGは普通の歌手とは違うおかげで魅力的なグループになった。ラッパーがブレイクダンスを踊らないし、ぴったりと息の合ったダンスや曲の中にはっきりしたリフレイン(繰り返す部分)をあえて入れたりはしないが、それでも人々はBIGBANGの曲を覚えて彼らのステージを待つ。彼らは他人よりも上手にやるために頑張るというより、他人とは関係なく自分たちが願うことを上手にやり遂げようと頑張ったために、鮮やかな彼らならではの世界を築くことができた。

彼らのこのような態度が現れるのは、音楽だけではない。インタビューで出会ったBIGBANGのメンバーたちはファンのために大げさに答えたり、人々の反応を予測した答えを出したりはしなかった。皆が聞きたがる話を聞かせるより、自分たちが言いたい話、しなければならない話を素直に打ち明けた。そのため、そんな彼らが非常に大人っぽく見えると同時にとても純粋に見えたりもした。普通の男と違って大変な時は素直に大変と言うT.O.Pも同じだ。アイドル独自の楽天主義を捨てた悪い男は、決して簡単に「大丈夫」と言わなかった。しかし、彼は自分の中で固く確信することがあると話した。次のインタビューは、信じるほかない彼のストーリーである。



「“バカっぽいけどかっこいい”そんな感じを与えたかった」




―今回のアルバムで再び多くの人から注目されましたね。活動を終える感想は?

T.O.P:BIGBANGの活動の中で最も気を使ったアルバムでした。一つ一つが完璧に見えるようにするため、かなり気を使ったので、デビュー以来、一番大変なアルバムでもありました。活動をしながら精神的にも肉体的にも大変でした。

―他のメンバーたちは皆、大変さより楽しさが大きかったと言っていましたが、意外な答えでした。

T.O.P:より多くのものを盛り込もうとしたせいで、僕には楽しむ余力がありませんでした。多分、活動期間が今より長かったら、これ以上耐えられなかったと思います。コンセプトやステージでのキャラクターが現実と少し離れている雰囲気があったため、気を使わなくてはならない部分が非常に多すぎたと感じます。

―ステージを見る時、表情や動作の一つ一つから完璧な演技を見せようとしていると感じたりもしたのは、そのせいでしょうか?

T.O.P:時間が経てば経つほど、責任感を持つようになると思います。隙間を見せないように頑張ったりもしますが、それはステージ上での完成度を徐々に上げて完璧に近付きたいという渇望が生じるからだと思います。だから、目つきや出せるパワーを頭の中で綿密に計算し、精神面でそれに集中しようとしました。

―GD&TOPの活動をする時は非常に自信に溢れているように見えましたが、BIGBANGの活動を再開して観点が少し変わったように見えます。

T.O.P:自分自身や状況を一歩下がって見る目ができたと思います。僕という人間と、BIGBANGというチームを前より少し現実的に見るようになったということです。なぜなら、僕たちの職業は自分を経営する仕事だからです。すべての人々から“新しくかっこいい”と言われるステージを見せるために、もう少し賢くならなければならないと考えました。僕たちが洗練されたものだと思って進む方向も、人々から“度が過ぎている”という評価を受けてはいけないのです。

―ラップの時、本能的な感じを守り、理性的な判断を下すことは簡単ではないはずなのに、秘訣はあるんですか?

T.O.P:それは……秘密です。僕だけのノウハウだから(笑)

―そしたら、理性的な目で見た時(笑) BIGBANGの中でT.O.Pの役割は何だと思いますか?

T.O.P:みんなが望むのはT.O.Pという人物が残すインパクトだと思っています。そのため、記憶に残るジェスチャーや目つき、ラップ、歌詞にかなり気を使っています。他の人がやるジェスチャーを同じようにする時は控えめにやろうとしたり、みんなに、なぜあんな動きをするのかと思われることをしたかった。非常に変だし良くない表現だけれど、他に説明できる方法がなくて、あえて荒い表現を使ってこれを話すとしたら、いわゆる“バカっぽいけどかっこいい”というような感じを与えたかったんです。

―他の言葉に変えるのが難しい表現ではありますね。そんな雰囲気を演出するため、ステージではどんなことを考えるんですか?

T.O.P:理性を手放します。今はステージ上でみんなの顔色を見ずに自分をただそのステージに投げつけるようにして、自分をコントロールすることができるようになりました。表現したいことがその日の気分によっていつも変わりますが、そんな考えだけを持ったままステージに上がります。以前はみんなを盛り上げたり夢中にさせる方法だけを考え悩んでいたとしたら、今は動く自分を上から見る感じで、むしろ少し離脱して雰囲気を捉えようとしています。

―ステージ上での状況はリアルタイムで繰り広げられるのに、そんなふうに自分を客観視することが可能でしょうか?

T.O.P:確信が強くなり、ステージや音楽に対する勘が研ぎ澄まされ、自信が付くほど、自分自身に対して客観視できるようになるんだと思います。自分をモニタリングしながら、冷静に見ることができると思うし。以前はつまらないことを悩んだりみんなの視線を恐れたりもしたけれど、もうステージ以外のものは欲張らないから、むしろ気楽になったのもあります。仕事と恋愛の両立ができる時期になったと思います。



「最近は心の中がだんだん単純になって来ている」




―仕事と恋愛をしたおかげか、今回のアルバムで見せてくれたラップは特に印象的でした。中でも「FANTASTIC BABY」で見せた空気はこれまでとかなり違うように感じます。どんどん展開される曲調も非常に新しかったし。

T.O.P:そういうのは本能的に作られる部分です。ただ、ラップを18ビートに割るとか、よく使わないライム(韻を踏むこと)とフロウ(ラップの節回し、節の上げ下げ)を使おうとする努力はしました。特に「FANTASTIC BABY」では、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーを想像しながらラップをしましたが、彼独特の奇抜なダンスを踊る時に感じられる新鮮さを演出したかったからだと思います。色んな面でカッコいいラッパーたちが多いけれど、もはや強がったりカッコつけたりすることがカッコよく見える時代は過ぎたと思います。単純だけどユニークなラップを作ることが目的でした。

―「人気歌謡」(SBS)で披露した「BAD BOY」のステージの中で、導入部ににっこりと笑う姿を一度見せたことがあるんですが、それが面白かったです。従来の枠とはまた違うユニークさを確保しようとしたと思うのですが。

T.O.P:本当に悪い男はいつも笑いますよ。感情を隠さなければならないから(笑)

―歌詞を書く時、個性を守ろうと悩む方ですか?

T.O.P:実際、作詞をする時は別に何も考えずその時その時作るタイプです。今回のアルバムのラップはほとんど収録当日に書いたものだし。ほとんど僕の経験を書くから記憶とラップの感じが似ているように作られていると思います。

―アルバム作業の時も時間が十分あったというわけではなかったはずなのに、どのようにインスピレーションを引き出すんですか?

T.O.P:完成品のフィギュアを見たり、よくデザインされた家具を見に行ったり、誰かが作り上げた完成品を見る時、心が落ち着くけれど、そんな時に自分の中からストーリーが出るんだと思います。たくさん考えていた時に比べ、最近は心の中がだんだん単純になって来ました。それで良くなった部分もありますが、反抗的だった昔の性格が柔らかくなり、より幅広く人々を観察したりして感じるようになりました。

―そんな変化が音楽だけでなく、他の部分にも影響を与えたりするんですか?バラエティー番組で前より積極的に撮影に参加する姿に、デビュー初期のやんちゃな姿を見るようだったというファンたちがいました。

T.O.P:これまで僕が少し重く見えたとすれば、それは僕が出演した作品の影響だと思います。戦争映画を撮って学徒兵役で出演し、トラウマのようなものに非常に長くとらわれました。演じた役から抜け出すことがなかなかできずにいて暗かったし、自分の姿を隠したいとも思いました。これからもどんな役に扮するかによって性格はまた変わると思います。ステージでもそうですし。

―心の中に課題が残っているのに、ステージで自分の最大限の力を見せるためには相当な緊張感が必要だと思いますが。それに、今は海外でも見守るファンが多いですし。

T.O.P:いつも緊張感を持とうとしています。そうしないと怠惰になる性格だから常に気を引き締めています。そして、詳細部分にまで気を使って完成した姿を見せようとしますし。見ている人々の趣向はそれぞれ違うけれど、それらを超えるためにはうまくやっているように見えるより、かっこよく見える必要があります。そのため、時には限界を感じるほど疲れたりもするけれど、責任感があるし負けず嫌いだからやめるわけにはいきません。

―責任感というのはチェ・スンヒョン(T.O.Pの本名)ではなくBIGBANGのメンバーだから持つ感情なのですか?

T.O.P:正直、チェ・スンヒョンでのソロ活動をまだしていない理由もそこにあります。意欲もあるし自分自身で手に負えない時もありますが、チームの一員じゃない時はそんな部分を諦めてしまうんじゃないかなと思います。個人として特にこれになりたいということもないですし。

―たくさんの人々から関心を受ける人なのに、本人は世間事に関心がないように見えますが。

T.O.P:観点が少し変わったけれど、昔はこんなふうに、あんなふうに見られたいと思う姿があったとしたら、今は僕の前に人々を呼び集めたいと考えるようになりました。ステージに立つ時も僕がファンやテレビの方に近づくんじゃなく、僕に向かう視線を受け取ることに目的が変わりました。

―ステージでもそんな姿が見られますね。以前はまっすぐに視線を向けるから目を引いたんだとすれば、今は少し違う方向を見て注目させるようにしてますね。

T.O.P:そういうことは無意識的な行動だけれど、考えが180度変わってそんな差が生まれたんだと思います。大事だと思うのは、僕自身が常に新しくなるべきだという点です。いつも同じようにカメラに向かって目を凝らしたりするのではなく、違う姿を研究し続けなければなりません。ただ、まったく違う方向に行かないために、基本的な枠と伝統を考えたりはします。




「心理的にアンバランスな状態になってしまったが、それを受け入れる年月も経た」




―常に新しい状況を迎えることができるという点から、演技に対して愛着を持つしかないと思います。演技を通じて見せたい新しい姿がありますか?

T.O.P:特に演じてみたい役はないです。いい作品をやることだけが重要だと思います。

―いい作品の基準というものは人によって違うと思いますが。

T.O.P:僕の場合は、自分の時間とエネルギーを注ぎ込んでもいい程の価値がある作品を意味します。もし自分が俳優だとすれば、たくさん見てたくさん演じたらその分自分にプラスになります。しかし、僕の本当の職業は俳優ではないため多くを演じることはできないし、俳優よりは観客の立場から作品を見る目を持っていると思います。そのため、自分より演技力が優れている俳優が演じればいいと思える作品より、自分が演じて似合うと思う作品を選ぼうとします。そんな中でも幼いファンたちがいるという位置も考えなければならないから、芸術映画に出演していきなり服を脱いだりすることは避けるべきだし(笑)

―ステージも演技も、選択から細かい部分までかなりのエネルギーを消費しながら仕事をしていますが、もう大人になったという証拠ではないでしょうか。

T.O.P:精神年齢は12歳の時と同じなのに、仕事に対する精神年齢だけ高くなっているみたいです。逆に映画の場合は、昔は白黒映画をたくさん見ましたが、最近は気軽に楽しめる映画を見ます。心理的にアンバランスな状態になったけれど、それを受け入れる年月を経たと思います。

―本質は変わらず内面では成長したと言えますが、デビューの頃を振り返ってみたらどれほど変わったと思いますか?

T.O.P:考えることは今と同じですが、その時はより多くのことを隠そうとしたと思います。今は自分でも分からない自分自身を10個の中でふたつくらいは見せた感じがします。10年ほど過ぎたら、その中からまたいくつか外に出すんじゃないでしょうか。

―これからステージを通じてさらに様々な面を見せていくと思いますが。

T.O.P:実を言うと、僕は、みんながこれ以上BIGBANGを望まなくなったら活動を中止するんじゃないかと思っています。そんな時が来たら、ステージに立たなくても構わないです。色々大変だけど、やりたい音楽をやりながら幸せな時間を過ごしています。だけど、今のこの美しい青春が色褪せるのは見たくありません。BIGBANGとしての気持ちはいつも美しいもので残したいです。他の人の記憶の中でもそうであって欲しいですし。

―未来の心配なんか置いといて、今のBIGBANGを見たらどんなチームだと思いますか?

T.O.P:非常にたくさんの注目を集めていて、遠くからも注目されているチームというのは間違いありません。しかし、自分がいるチームだから錯覚したり自慢したりして言う話ではありません。確かに、以前よりたくさんの関心を集めていますが、それを十分楽しみながらも新しいものを見せることができるチームだと思います。


元記事配信日時 : 2012年05月16日09時00分
記者 : ユン・ヒソン、カン・ミョンソク、写真:チェ・ギウォン、編集:チャン・ギョンジン、翻訳:ナ・ウンジョン

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2012年05月15日/10asia/BIGBANG (V.I) Vol.2

2012-05-01 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyleより


Vol.2 ― BIGBANGのV.I「絶えずちゃっかり根性でやる」

10asia|2012年05月22日17時52分


山頂での風は、より強いもの。昨年BIGBANGが経験した事件や事故は、彼らが頂上の位置に立っているからこそ危険なものだった。そして、反省と出直す時間を経て出したBIGBANGのアルバムタイトルは「ALIVE」。音楽チャートでの成果、海外授賞式での受賞、放送とインターネットを通じて出会う様々なステージと活動などの前に、ファンたちにとって一番嬉しいのは、危機に陥った状況でも崩れなかったBIGBANGのカムバックニュースそのものだろう。そして、反省と治癒の時間を一言一句語る代わりに「冬が去って春が訪れます」という歌詞で新しい時を告げた「BLUE」は最も静かだが、最も重くBIGBANGの復帰を知らせる方式だった。まさにその第1小節で、BIGBANGの春を呼び起こしたV.Iに会った。昨冬、氷の下で生きていただけでなく、止まらずに成長してきた7年目を迎える芸能人が打ち明けた生き残りの極意は素直で淡々としているが、一方では驚くべきものでもあった。

「実は、BIGBANGが再び活動することはできないと思っていた」



―国内での活動はまとまりましたが、依然として忙しいようですね。海外活動や、CM撮影もあって。

V.I:それほど忙しくないかもしれません。ただいつも忙しそうに見えるのが、BIGBANGのコンセプトなので(笑) 実は、今回の活動は色々なこともあって、出演する番組も限られていたし、BIGBANGのファンたちの期待に応じなければならないという負担も大きいものでした。個人的にも、これまで見せてきた活発で明るくて陽気な末っ子V.Iのキャラクターより、重みのある姿を見せようとすごく努力しました。メンバーの兄さんたちにも認められたかったし。

―ちょうど「BLUE」が最初の曲として公開された時、感情を抑えながらも美しい導入部の声について、良い評価が多かったですね。

V.I:レコーディングする時、とても大変だった曲です。BIGBANGの歌の中で僕はリフレイン(繰り返し部分)を担当する部分が少ないけれど、先に公開されるタイトル曲の導入部を歌うことは負担が大きかったです。でも、レコーディングしながら、G-DRAGON兄さんが「君の声が生きてこそ、この歌が生きる。君の声を考えて作った歌だ」としきりに励ましてくれました。何度も修正しながらレコーディングを終えたのを覚えています。

―BIGBANGの従来のタイトルは弾む感じが強かったですが、「BLUE」は穏やかで耳に残る曲なので、変わった感じでした。

V.I:スピーカーでもイヤホンでも、常に音楽を聴いていると耳が疲れるじゃないですか。そういう点で、僕たちは最初に聴きやすい音楽よりは、飽きずに長く聴ける曲を作ろうという考えに至りました。そのため「BLUE」だけでなく、アルバムが全体的に刺激的というよりはソフトな雰囲気で作られたんだと思います。

―歌う立場ではどうでしたか?メロディーだけでなく、歌詞も大事な歌ですが。

V.I:レコーディングする時、歌詞に気を使って欲しいとも要請されたけど、冬が去って春が訪れるという歌詞そのものに多くの意味が込められています。今更だけど、実は僕は本当にBIGBANGが再び活動することはできないと思っていました。多くの人々の落胆を克服するにはまだ若かったし、臆病だったから。そのうち、MTV EMAのため、久しぶりに5人が集まりましたが、その時やり直せるという希望が見えてきました。14時間も飛行機に乗って、6時間かけて授賞式会場に向かって5人が一緒にいるのに、全然問題ないような気持ちでした。

―5人が集まった時、そういうエネルギーを作り出すことができる理由は何だと思いますか?

V.I:5人の好きなものが一つだからだと思います。僕たちはみんな音楽が好きだから。実は、5人の中で一人だけでもつまずくと崩れるかも知れませんが、そういう共通点があるから、一応会って話すことができます。また一緒にいるとき、共感するものがあるからこそ相乗効果が生まれるんだと思います。


「今や他の人をアシストすることが段々好きになっている」




―そういったことを経験したからか、ステージに向かう姿勢が以前とは確実に変わった気がします。歌の中に本人のインパクトをはっきりと残す方法が分かったというか。

V.I:グループで僕が担当したパートが大きいとは言えません。でも、いつカメラに自分の姿が映るか分からない状況なので、常に緊張しています。そして、少ない分量でも自分のパートを確実に満たさなければならないと思って、練習もたくさんしました。BIGBANGでできる役割を果たさなければならないから。

―特に、表情の演技がかなり印象的でした。男の雰囲気が十分に感じられるほどでした。

V.I:ドラマに特別出演しながら少し演技の経験もしたけれど、歌手もステージ上で演じる必要があります。音楽が始まると、映画一本が始まるという心得で歌を歌うんです。イ・ビョンホンさんがインタビューで「目をつぶってもカメラがどこから僕を捉えているのか感じられる」とおっしゃったことがありますが、それがプロフェッショナルだと思います。歌手も自分のパートでカメラが自分を映しているという自覚を持つべきで、どこでどうやって自分の姿がカメラに映るか判断できなければならないと思います。

―今はより広い視野を持って状況を見極めるようになったという話ですが、バラエティーでもそういう判断をするようになるんですか?トーク番組に出演した時も前面に出るよりは、話を始めさせる役割を果たしていたと思いますが。

V.I:SBS「強心臓(カンシムジャン)」のような番組に最初の1回、2回出演した時は、自分で全部やりたくて“私はですね!”とすごく意欲にあふれていたけど、今はほとんどその意欲がなくなりました。面白い話を自分が全部するよりは、自分を少し下げて、他の人をアシストすることが段々好きになっています。立場を変えて視聴者の気持ちになってみたら、そんなに積極的な自分があまりカッコよくないと思いましたし。それで、今は状況を作って渡す方です。D-LITE兄さんはどうですか、と言うように渡すんです。

―目立つことが大事な職業ですが、芸能人たちがそうやって相手の立場で考えることは難しいのではないですか?

V.I:でも、自分自身を自覚せず、問題点を修正しようとしなかったら立派な人になれないと思うんです。そして、たくさんの人々に会って海外で活動をして、他の国の様々なマナーに触れながら、いつしか自分なりに成熟していくと思います。見て聞くことで学ぶことが多いはずだから。

―ただ物心が付いただけでなく、BIGBANGの中で自分の役割をより確実に見極めることでもありますね。

V.I:僕はBIGBANGの中でまとめ役をしたいです。メンバーの兄さんたちが中心に立ってくれると、僕はそこにもっと味を加えることができる存在になります。ステージやトーク番組、バラエティー番組に出た時にも、メンバーたちができない部分を満たすことが自分の役目ではないかと思っています。

―どうやらソロとして活動する時とは心得が違うようですね。ソロアルバムでは、ステージでも番組でももっと楽しむ感じでした。

V.I:見た目とは違って、実はソロ活動はものすごく負担も大きくて、精神的なストレスも大きかったです。時間に追われながらやっていかなければならなかったので、自分で想像できる部分も狭くなり、選択においても苦労します。自分がすべてを決めなければならないから、選択がハッキリしないんです。ところが、チームで活動する時はリーダーがいて、5人が意見を集めて選択をするため、もっと広い状況で素早くステージについての議論ができます。そのおかげで、それぞれのパートにもっと集中できますし。

―しかし、一人ですべてのことを引っ張っていくことによってやりがいと満足感もあるのではないですか?

V.I:「VVIP」アルバムが急に作られたプロジェクトではあったけど、その時は正直言って自信満々でした。でも、2年が経ってみたら、一人ですべてできると思っていた自分が少し愚かだったことに気付きました。実は、僕はミッドフィルダーなのに、いきなりフォワードとして出てゴールを決めようとしたんです。後でマンチェスター・ユナイテッドの試合を見ながら、そう思いついたんです。パク・チソン選手をウェイン・ルーニー選手のようにワントップで出場させることはできないのに、パスを受けることにも慣れておらず、シューティングも正確ではない自分のやる気だけが先立っていたんです。色んな部分で不自然だったと思います。

―そういった部分について客観的に考えられるようになったほどに成熟した今、ソロ活動をすると色々な面で違う方法を取るようになると思います。

V.I:最近もたくさんの人々がソロアルバムはいつ出るのかと聞いてきます。でも、今はソロに対する欲はこれっぽちもありません。芸能界の活動にはタイミングがあるんですが、今は僕のタイミングではありません。特に、2012年度は兄さんたちのソロアルバムもあって、T.O.P兄さんは演技活動も準備中ですし。僕が前に出て自分の芸を繰り広げるタイミングは、2、3年後に来ると思います(笑)

―まさにプロデューサーの気持ちで情勢を読んでいるようですね(笑)

V.I:7年ほど活動してみたら、大きな流れがあるように思えました。以前のソロ活動で大きな利益を得られなかったので、また徹底的に準備して出ようとしても、おそらく今のままだったら結果は同じだと思います。認知度と実力をもっとつけて、メンバーたちの力も借り、それらを合わせて数年後に出ると、勝算があるのではないかと思います。


「あの時も今も負けず嫌いだ」




―公開オーディションに参加し、芸能界入りを渇望していた少年が、数年後を見通せる専門家として成長するまで長い歳月が流れた。自ら自分の変化を実感していますか?

V.I:あの時も今も相変わらず負けず嫌いですね。BIGBANGのオーディションが放送される時も、脱落して家に帰るのがとても恥ずかしかったです。家に帰ったら、また学生にならなければならないのに、学校に行くと子供たちに指をさされ、女の子たちには耳打ちされて、先生には辞めろといっただろうと言われるだろうし、そんな状況を想像するだけでも本当に嫌でした。今も僕がBIGBANGのV.Iとして良くない姿を見せたり、何らかのミスをして人々に非難されたりすると、僕はそれが負けることだと思っています。
―自分と勝負し続けていくのですか?

V.I:絶えずちゃっかり根性でやるんです。僕は誰よりも優れた人、というわけではないけど、負けないようにしています。3年ほど前、ヤン・ヒョンソク社長の前で「本当に頑張ります」と話したことがあります。でも、あの時社長に「君が頑張らないでどうするつもりだ」と言われました。BIGBANGの活動をして聞いた言葉の中で一番ショックでしたが、本当にその通りでした。僕は頑張らなければならない人間であり、それは会社や他人のためではなくて自分のためだからです。だから、頑張るという話は意味自体が成立しないし、それはメンバーのみんなが同じです。社長がBIGBANGをちょっと強く育てているように見えるだろうけど、そういう話が本当に僕の心に火をつけました

―頑張らなければならないこと以外にも、BIGBANGは今のV.Iにとってどんな意味があるんですか?

V.I:死ぬまで一緒に活動していきたい友達です。もちろん、お兄さんたちだけど、時には友達のように感じられます。特に、僕は修学旅行にも行った事がないくらい中学校、高校時代の思い出がないため、BIGBANGメンバーたちとの友情がとても大事です。血で結ばれた仲ではないけれど、兄弟になりたい友達と言ってもいいと思います。苦労をともにしてきたし、一緒に成功したいから、もう切っても切れない関係だと思うし、こういったものが崩れるには本当にたくさんの誘惑が必要ではないかと思います。


元記事配信日時 : 2012年05月15日09時00分記者 : ユン・ヒソン、カン・ミョンソク、翻訳:ハン・アルム、チェ・ギウォン、チャン・ギョンジン



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2012年05月14日/10asia/BIGBANG (SOL) Vol.1

2012-05-01 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyleより

Vol.1 ― BIGBANGのSOL「今、僕の中でとてつもないパワーが沸き起こっている」

10asia|2012年05月21日18時39分


「2年後にまた会いましょう」インタビューを終えてSOLが残した挨拶の言葉だ。2006年、2008年、2010年、2012年。BIGBANGのデビュー以来SOLと2年ごとにインタビューをしたこの偶然の出来事は、ひとりの人間の変化と成長の記録を詰めた必然的なものとなった。2006年、リアリティー番組を通じてデビュー過程を公開したアイドルグループのメンバーは2008年には初めてソロ活動とともにブラック・ミュージック界の新星となり、2010年には作曲家でありプロデューサー、そしてパフォーマーとして満足できる技量を見せた。そして2012年、BIGBANGは新しいアルバム「ALIVE」で音源チャートを掌握し、「MTV EMA 2011(EMA:EUROPE MUSIC AWARDS)」で“ワールドワイド・アクト(Worldwide Act)賞”を受賞した。そして文字通りワールドツアーを控えている。6年の間で、18才の少年は24才の青年となって、彼が属したグループは最高の成功と最悪の危機を乗り越えて新しい世界へ旅立つ準備をしている。20代半ば、そしてアイドルグループとして頂点に位置づけられ、また新たな始まりを準備している瞬間である。BIGBANGが今よりもさらに大スターになるとしても、今この瞬間、彼らが持っている美しさは再現できないだろう。「10アジア」が今のBIGBANGを5日間ひとりずつ記録する。一番目は、もちろんSOLだ。2年後にもまた会えることを願いながら。

「考えてみたら僕は本当に自由な魂でありたかった」



―国内活動が終わりましたね。まるで1年分を3ヶ月に縮小したかのようにたくさんの仕事をしましたが今はどんな気持ちですか?

SOL:忙しかったけど、個人的に新たなスタートのようで良かったです。このように休まずに活動した時、昔は大変でした。ところが今回は忙しい分、成果もあったし、難しい時期にアルバムを出したときも忙しくて大変だとは思いませんでした。アルバム自体に自信もありましたし。

―言葉通り今回の活動はBIGBANGの新たなスタートでした。アジアはもちろんアメリカとヨーロッパでも反応を引き出しました。MTV EMAで受賞して、プロモーションなしでビルボードアルバムチャートにも入りましたね。

SOL:本当に有難いことだけど、一方では当たり前なことでもあります。個人的に自分が描いてきた姿だったからです。

―こんな姿を予想していましたか?

SOL:どこまで成功するのかを考えたわけではなく、心がけに関することだと思います。多くのことを体験して、アルバムを準備しながら色んなことに気付きました。メンバーが最も大切に感じられたし、僕たちがこんな志と自信さえあれば何でもできるということにも気づきました。もともと活動をする時、僕は計画を立てて構想を描きつつそれを進行させます。

―海外のミュージシャンと会って音楽作業をする可能性が開かれたこともその構想の一部だったんですか。もうBIGBANGはUnderdogsやDiploのようなミュージシャンたちと共同作業することができるんですね。

SOL:昔、僕たちが憧れていたプロデューサーから僕たちと一緒に作業したいと提案されました。そのこと自体が嬉しく驚きました。ただ、こういったことを常に胸中に描いてきました。そうなりたいと思っていたけれど、またそうなれるとも思っていました。しかしMTV EMAでクイーンのギタリストである、ブライアン・メイに会えたことで本当にたくさんのインスピレーションを得ることができました。そのときはクイーンの曲をちょくちょく聴いていたわけではなかったけれど、その方に会って以来、頻繁に聴くようになりました。それ以来クイーンのフレディ・マーキュリーの影響を受けることになりました。全然似合わないかな(笑)

―正直そう思いますね(笑)

SOL:歌唱法ではなくフリーな姿から考えるとそうですね。以前音楽以外のことをする時、色んなことを悩んだりしたし、見せたくない姿も多かったです。ところが今の僕は結構変わりました。

―そんな変化がみんなにも伝わったようです。バラエティー番組で突然踊ったり、IUと肩を組むSOLの姿は以前は見られなかった姿でした。

SOL:みなさんからすると今の僕は見慣れないかもしれません。だけど、これが僕自身なんです。僕が芸能人で完璧な姿だけに執着していたらこんなことはしないでしょうね。でも、今になってみて、僕は本当に自由な魂でいたかったようです。

―だからなのか、最近ステージ上でのSOLはとても躍動的に見えます。前はとても控え目の動作だったのが「FANTASTIC BABY」では本当に楽しそうに見えます。

SOL:以前はステージの上である動作をするとき、どんな風に歌ったら息が切れていないように聞こえるのか緻密に計算をしました。僕自らそうしなければならないステージを作ったから。しかし今はステージ上では最も良いエネルギーを持っていればそれで良いと思っています。前はステージに上がる前、トイレで10分間集中していました。頭を整理しなければならなかったから。ところが今はスピーカーを常に持ち歩きながら僕が今ハマっている音楽を続けて聴いています。僕の頭の中にあるものを全部捨てて、本能だけを残すんです。


「最終的に僕の音楽の源はジャンルを問わず、それ自体が持っているエネルギーだ」




―2年前、ソロ活動をしたときは音一つ一つの細かい部分まで集中していましたね。ステージの上でも精密な構成を見せていましたし。それとは反対に今回は即興性が引き立って見えます。

SOL:実はそれが僕の持っている才能だったと思います。ところがいつからか僕が考えている方向に自分を酷く合わせてきたんです。自分を抑えながら音楽やステージ上で完璧な完成度を追求しました。だけど音楽というものはとてつもなく広いです。愚かにもその中で完璧な答えを探そうとしたんです。それを判断するには僕がまだ未熟だということが分かりました。もちろんそんな過程で音楽を理解するようになったけれど、時間が経つにつれ望んでいる姿を探せた感じがします。

―何かきっかけがあったのですか。

SOL:特別なきっかけがあったのではなく、去年旅に出たことが良い影響を与えたようです。昨年に何かもどかしくて計画なしでロサンゼルスに行きましたが、その時TEDDY兄さんと一緒にクリス・ブラウンがいるスタジオに遊びに行きました。そこで彼らが作業している環境を見ながら、たくさんのインスピレーションを得ることができました。韓国でも良い音楽がたくさん作られているけど、やむを得ず音楽を聴く人々に気を使ってしまうところがあります。ところが彼らはそんな悩みを忘れて、遊びながら音楽をしている感じでした。そうしてみると、ひとつのアルバムを作るのに100曲くらい録音をしていたんです。僕たちは聞いてみて、あまり良くなかったら最初から諦めるのに、そこではまあまあの曲まで全部歌っていた。好き嫌いを問わずにその時の感情をそのまま詰め込んで録音していました。それを見て音楽とはあのように自然なものなんだな、と思いました。今まで僕は音楽が好きだったけど、喜びより悩みの方がもっと多かったです。

―特に去年のソロアルバムがそうでしたね。部屋でふと窓の外に降る雪を見て、作業したと聞きましたが、それだけ退屈な気持ちで作ったのですか。

SOL:理由は僕にも分からないけど、そうだった気がします。僕がやりたかったことに対して意欲がとても大きかったし、それを勝ち抜くエネルギーもなかったんです。アイドルグループが5年ほど経つと、最大の山場を迎えると言いますが、僕達の苦境は事件と事故でした。僕たちの間では何の問題もなかったですし。そうしながら辛いこともあったし、僕も休まずに活動していて、多くの人たちから関心を受けていたので、自ら目をつぶっていたようです。普段は音楽をする時や仕事をする時は、その時その時計画を立てて構想を描きながら進行していましたが、今回はアルバムがリリースされる前まで何の構想も浮び上がりませんでした。

―他人の視線にプレッシャーを感じたというように聞こえますが。

SOL:そうです。過渡期だったようですね。言葉で表現するのは難しいけど、自分が自分をそうさせたんだと思います。今はそんな視線から解放されました。実は昨年、ソロアルバムを出そうとしたけど、最終的にはできませんでした。メンバーが大変な状況なのにひとりで活動をすることに気乗りしなかったんです。その代わり旅をしながら色んなことに気がついたようです。その内に自分の感情に素直になれて、バラエティー番組でも突然踊ることができたみたいです(笑)

―デビュー当時、とても本能的なダンスを披露した時もありましたが、その時の感じを再び取り戻したんですか。

SOL:そう。それが僕の持っていた才能だったんです。最終的に僕の音楽の源はジャンルを問わずにそれ自体のエネルギーだったんです。その当時、音楽に対するエネルギーがそのまま歌で聴く人々に伝わっているんです。R&Bにしても何にしても、その人が持っているエネルギーがその音楽のすべてであることが分かりました。だからなのか最近は録音する時、最初のテイクが一番良いですね。録音していたら技術的にはもっと良い曲が作られることもあるけど、最終的に選ぶ曲は最初のテイクですね。今回のアルバムはほとんど最初のテイクを収録しました。

―最初のテイクだとしたら「FANTASTIC BABY」のボーカルは本当に驚くべき曲です。速いエレクトロニカサウンドを土台に置いた曲なのに、ブラック・ミュージックで見せている特有のトーンをそのまま維持しながら曲のダイナミックな雰囲気にうまく溶け込んでいますね。

SOL:どんなふうに歌うかは大きな問題ではないです。今はブラック・ミュージックでもそれ以外のミュージックでも自分の色で完全に埋め尽くせるエネルギーを見つけることが出来たようです。

―それでは今後、歌いたい曲が増えそうですね。

SOL:例えばソロアルバムに対する構想も凄く幅広くなりました。今まで執着でない執着のようにソロ曲では必ずブラック・ミュージックをしなければならないと思っていました。人々がSOLから期待している歌はそういう音楽でないとだめだという視線があったから、本来自分がやりたかった音楽を探すことが難しかったです。だから自分が歌える曲を全部受け入れることができなかったようです。それに前は本当にブラック・ミュージックだけ聞いていたけど、今となってはできればたくさんの音楽を多様に聴こうとしています。


「僕がいるこのチームを世界一のグループに作り上げたい」




―今ではソロミュージシャンとしてのSOLとBIGBANGメンバーとしてのSOLを区別する意味がないということですか?

SOL:明確に分かりました。そんな質問を受けるとき、僕はいつも違うと否定したけど、その一方で葛藤に陥っていたんです。一時期はBIGBANGの中で僕がやるべきことがあって、100%の力を注いで作る音楽は僕のソロアルバムであると思ったりしました。ところが最も大切なことは僕がどこに居ようが僕が歌える曲はどこへ行っても一番にならなければならないということでした。今回アルバム作業をしながら僕が所属しているこのチームを世界一に作りあげたいという気持ちでした。今はもう葛藤は無意味です。

―世界一。ビルボード1位ではないようですが。

SOL:もちろん違います。僕の中での一番は、音楽で誰よりも自由な人になることです。

―これから始まるワールドツアーが、より自由に活動できるきっかけになるかもしれないですね。

SOL:期待できますね。今回の活動をしながら、多くの方々からたくさんの注目を浴びていることが分かりました。僕たちにとっては初めて経験して初めて成し遂げたことが多いけど、韓国にもこんな歌手がいるということを見せてあげたいです。

―本当にパワーを全部ぶちまけそうですね(笑)

SOL:今年の計画は休まないということです(笑) 本当に今まで年ということを考えたことがなかったけれど、この頃年のことを考えるようになりました。今24歳という僕の年が、人生の全盛期なのかもしれないことを。それで遊びに行きたいと思うんですが、結局遊びに行かないんです。今、僕の中でどうすることもできないパワーが沸き起こっているようで、それを遊ぶときに使ったらステージ上で見せるものがなくなると思います。だからいつもそのパワーを貯めておきます。だけど活動休止の時は本当にやることがなくなるので、結構大変ですね(笑)

―やることが多くて楽しそうに見えますよ(笑)

SOL:本当に幸せです。どんな時よりも今回の活動の時が幸せでした。やりたかったこともたくさんしたし、活動方向も良かったです。公演だけでもちゃんとしたバンドでのライブを実現しましたし。今回バンドのセッションを引き受けた海外の演奏者たちは僕たちの曲をあらかじめ全部練習して聴いてみることを勧めてくれました。完璧に練習ができたんです。そんな経験で新たな世界が開ける気がしました。それだけではなく聴けば聴くほど以前の曲も演奏をするときより良くなりました。

―そしたら今「僕だけを見つめて」をバンド演奏で歌ったら、以前とはだいぶ違うでしょうか?

SOL:こんなこと言うのも恥ずかしいけど、「僕だけを見つめて」はこれが本当に僕の曲なのかと思うほど良い歌だと思います(笑) 歌うたびに本当に良い歌だな、と思うけど、その曲を初めて歌った時は僕が幼かった気がします。自分のものにするには少し難しかったし、完全に没頭できなかったですね。今歌えば一層深く理解して歌えると思います。

―今の時点で6年前の自分を振り返ってみるとどうですか?

SOL:時々自分で自分の姿を見ると少し愚かに見えたりもします(笑) 自分で言うのもなんだけど(笑) あの頃は本当に純粋でしたね。そうだったと思います。

―最後の質問、SOLにとって今のBIGBANGとは何ですか?

SOL:BIGBANGに関する質問を受けたらいつも“BIGBANGはBIGBANGだ”と答えます。それが正解だと思うから。色んなものと例えても似合わないです。みんながどう見ているのかは重要ではなく、僕たちは僕たちであるということ。もちろん以前のようにたくさんの人から関心を集めることができず、人気がなくなるかもしれません。だけど、本当に何も怖くないです。それだけではなく何か起きて大事なステージに立てなくても大丈夫です。僕たちが音楽をやれるということは、5人が一緒にいるだけでも楽しいし、それはみんなが音楽のことが好きだから。どこへ行って、何をしても、一緒にいるだけでも感謝したいです。だから怖いものはないです。今後もそうだと思います。

元記事配信日時 : 2012年05月14日09時04分記者 : カン・ミョンソク、ユン・ヒソン、写真:チェ・ギウォン、編集:イ・ジヘ、翻訳:チェ・ユンジョン

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