<好きなナンバーのどこがどう好きかダラダラ勝手に書いてみるシリーズ(5)>
「Tonight」 アルバム「BIGBANG(4th Mini Album Japan Edition)2011.03.30」lyrics by G-DRAGON
composed by G-DRAGON + E.KNOCK
arranged by チェ・ピルガン
additional RAP written by TOP
guitar コ・ミヌンジェ
BIGBANGに一目ぼれした曲。
BIGBANGにメンバーの数が何名なのか、誰が誰やら名前も全然わからないとき、
K-POPのくくりの中にいるグループとして”BIGBANG”を知ってたくらい。
MVもかっこよかったけど、何よりも曲がいい。
退廃的な印象を与える歌詞だけど、サビの部分で救いを求めてる。
それが切なく響くから、気になってまた聞きたくなる。
ところどころにある独特のリズム、(GDいわく)ディレイになるのかな、
tonoght、tonight~とHey Heyを同時に繰り返すところの、リズムの刻み方もいい。
ギターによるアコースティックな展開を劇的に取り入れているところも斬新。
3分半にそれらをまとめてるから最後までぐいぐい引きずりこまれる。
そのうえ、ステージのダンスがかっこいい。
GDはとんがった表情ばかりだけど、この曲でのコンセプトなんだろうね。
「Tonight」ではニコリともしない。
SOLはひたすらストイックに踊るし、TOPさんの子犬的な目が唯一の愛嬌。
D-LITEとV.Iは、各自のパートでSOLと違った声質で聞かせてくれる。
ギター部分でのSOLの声にかぶせるD-LITEのパートは最高。
ソ、ファー、ソ、ファーとNO MORE、NO MOREのV.Iのパートもいい。
組み合わせが絶妙だと思う。さすが、BIGBANGタイトル曲。
”10asia+star vol.2”のインタビューで、GDは
「BIGBANGには、ビートが早くて悲しくて曖昧模糊としたメランコリーな感じが一番似合う」
といってたけど、GDにも同じことがいえる。
ビートを刻むというのは、GDのもって生まれた特性じゃないかとすら思う。ビートっこ。
メンバーの中でBIGBANGとのシンクロ率が一番高いのは当然ながらGD。
BIGBANG=GDといえる。自分のソロ活動以上にBIGBANGが大事だと思う(他のメンバーもそうだろうけど、特に)。
同じくインタビューで「自分の主観が明確になってきた」と言ったGDが、今のこの時期をどう受け入れて、
どう乗り越えていくんだろう。
それにとても関心があるし、希望をもって見つめていたい。