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老夫婦の散歩、未来の姿

2013年02月18日 | 日記

散歩していると、車椅子の中に、太った妻を乗せ、瘠せて足の悪そうな夫が、車椅子を押しながら歩道を歩いていた。その様子を見ていると、とても仲好さそうには見えない。夫は杖代わりに、車椅子を押しながら,車椅子が夫を支えているみたいだ。最初は、足が、悪そうなのに、自分自身も介護してもらいたい足取りでヨロヨロしながら、車椅子を押していた。これは老々介護で大変だと周りの人も眺めていた。いたわりながらの、散歩なら、ほほえましいのだが、夫はぶつぶつ文句を言いながら、車椅子を押していた。途中で決裂して、夫を置いたまま、車椅子の中の妻が、自分で動かしながら前に進み、交差点まで来た。夫は、途中で、歩かないでよたよたしながら、道端に立っていた。妻はじっと交差点を渡らず、よたよたして動かない夫をしばらく交差点で待っていた。この後どうなったかは知らないけれど、考えさせられる場面に遭遇しました。口だけは達者なので、折れることがない、これが、仲が良い夫婦の散歩ならほほえましいが、どちらもまともに歩けない者同士なら、積もり積もってイライラが爆発するだろうなと、あの夫婦を見て考えさせられた。この町も若者が少なく、どう見ても老人が老人を介護せざる負えない。体の動かない者同士が、いたわりあいながらの生活ならまだ救われるが、、、、、、。思うように歩けない人が、車椅子に乗っている妻のお世話をしなければならないとなれば、自分の不自由な体に鞭打ちながら散歩や買い物に出たのであろう。二人から想像すると、子供はいないのだろうか?子供の世話にはまだなりたくないのだろうか?自分たちでやれるところまでやろうとしているのだろうか?まだケンカできる相手がいて幸せなのだろうか?怒ったりイライラしてぶつかりながらでも生きていかなければならない、この現状、、、、、、、、。年寄が多くいて、担い手である若者が少ない日本のこの現状、、、、、、、、。二人の老夫婦から自分のこれからの未来の姿を垣間見た気がした。年寄りが多い逆三角形の人口分布からすれば、一日も早い解決が望まれる。