破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
宜しくお願いいたします

朝から晩まで本の虫に成っていた(ーー;)

2020年09月16日 21時15分22秒 | 近況
今日は朝から小雨が降っていたので何処へも出かける気がせずに家の中で学問していた
まぁ僧侶の学問と言えば宗派が違っても殆ど仏教書物読んだり何かを書いたりなんだけど・・
まぁ、経典等を読んでも全部漢字(正確には呉字)なんですが何処が違うのかと言えば少々読み方の発音が違うのです
まぁ何故かと正しく説明すれば長くなるので省略しますけど^^;

さて、今日は何を書こうかと思うけど家の中に一日中居たので思い浮かばないのだが
そうだ、ここのところ書いてなかった釣りの回想文でも書いてみようっと

ずっと昔から磯釣りをしてる人は知ってると思うけど昔はネェ フカセ釣りは大きな木の玉を飛ばし浮きとして
使用していたんだけどねぇ 今のように釣り具もあまり開発されてなかった時代だったけど
始めに飛ばし浮きを通してそして大体竿いっぱいになるところで浮子を留めるゴム管に爪楊枝などをさして
飛ばし浮きを留めます 飛ばし浮きは浮き止めゴムから上は何処までもフリーで動くようにして於いて
ゴム管の下35cm位下に小さなシモリ浮子を3個~6個くらいまで付けてこれも爪楊枝で固定します
大体二尋くらいとってからサルカン(当時はスイベルなど無かった)を結んでその先はハリスだったんだけど
ガン玉はハリスの途中に打っていました
投げ込む時は後ろに注意していないと針がやたらに磯の上の突起物や色んな物に引っ掛かったりしていました。

或日、鹿児島県の宇治群島と言うところの向島の南の離れという割と大きな瀬に顔見知りのアングラーと一緒に
上礁した時のことです その顔見知りのアングラーが私に「今、何か私に投げたろう」というのです
「いいやぁ 何も投げんよ」と言って自分の釣りに打ち込んでいましたら
今度は私の見てる時に大遠投でもしようと思ったのか精一杯振りかぶって竿を投入しようとしたのですが
針が後ろの岩に引っ掛かって一番上の大きな木の玉(飛ばし浮子)だけビヨ~ンと移動していきそのアングラーの
後頭部を直撃したのです。「アイタッ」と大きな声で叫ぶから可笑しくなって笑っていたら
とうとうその人は頭にきて棒浮子で普通の仕掛けで釣り出しました 「俺にはフカセは向いていない」と言ってねー
それにしても「今、何か投げたろう」と言ったのが一体何だったのか? 今でも不明のままです(笑)

もう一つおかしな奇跡的な事が起こったのだけど 今から40年程前にトカラ列島の中之島に友達と乗り合いの渡船で行ったときに
有名瀬の草瀬と言うところが有るんだけど うねりが強くてそこには無理かなぁと思っていたんだけどねぇ
船長に無理を言って二人のアングラーが無謀にも乗っちゃったんだよねぇ
一日目の釣りを終わりアングラーを見回っている時のことでした その二人が手をギザギザに切って血が出ていたのです
磯の上を見てみると道具等が全く消えてしまってました 大慌てで船長が回収して事情を尋ねると此こそ正に奇跡かと・・
大きなバカ波が来てあっという間に波にさらわれて後ろにある切り立った低い瀬まで打ち付けられたという事です
それ迄は手には怪我は無かったのですが此処に居たら間違いなく大波が来てどこかに持って行かれると思って
波のタイミングを見計らって海面に飛んだら返し波で元いた草瀬に波が持って行ってくれたそうですが
その時に瀬に這い上がるときに両手を嫌と言うほど切ってしまったらしくて・・・
まぁ命があったから良かったようなものをあまりにも無謀な連中でした
二泊三日の釣行に初日から怪我をして 船の中で痛い思いをして二日間我慢していたそうです^^;
しかし驚いたなぁ世の中にはどんな人もいるんだなぁ・・

皆さん上礁するときには必ず安全を図ってから乗りましょうね~
それでは今夜はこの辺で失礼しまーす おやすみなさ~いzzzz


甑島 円先灯台付近 今では船釣りでイサキ 真鯛 メジナ 尾長 等など
よく釣れています