ここのところ体調が思わしくない(--;)
原因の一つは私がちゃんと病気に向き合って生活しなかったからであろうと思う
何でも悲観的に考えてしまっていたせいも有るから知れない
まぁ半俗半僧の私にあるまじき事なのだが半分ヤケクソみたいな思考になり
自暴自棄になっていたようだ・・・
イキナリ師匠が居なくなり進んでいく道の道標も無くなり先が見えなくなっていた。
そして今日、彼岸にあたり、今まで師匠から頂いた御言葉を一つ一つ思い出していた。
まぁありきたりな言葉なのだが
「蝋燭は我が身を溶かして周りを明るくする」
そうだぁ、痩せても枯れても私は僧侶として周りの人達(一切衆生)の道を
明るく照らさなきゃ成らないのだ 先が見えている蝋燭の炎でも立派に世間を
照らすことを忘れてはいけないのだ・・・
「槍は錆びても心は錆びぬ」
まぁ、これは唄の台詞なのだが まさしくこの精神を心に留め置かなきゃならんなぁと
実感している次第です
我が身がどれだけ錆びていようと心まで錆びてはダメなのだ・・
部屋の中を見回す・・・所狭しと釣り具が並ぶ。
私の釣り竿はかなりピカピカにボナンザを施して磨き上げてある
リールもピカピカだし釣り具は全て新品同様に輝いている。
ふと気がついた 此は私がこれからも生きてやるぞぉという気持ちの表れが有るからではないのか。
身体は錆び付いていても釣り具だけは錆び付かせていなかった。
胸が熱くなるのを覚えた 私は唯、自分の残りの人生にふてくされていただけなのだ
世の中に甘えていただけなのだ(--;)
改心 戒心 開心 そして海信。
まぁ最後の海信はこれからの残りの生涯を海と共に生きるという意味合いなのだが
海は絶対に裏切ることはない 何故ならば、そこへ行けば必ず海が有るからなのだ
海が無くなることはない絶対にあるものだから信じられる
譬え時化が続こうが凪が続こうが必ずそこにあるのだから
改心 戒心 開心
今日はこの三つの「かいしん」を心に刻んだ記念すべき日だった
春の彼岸でご先祖が私に教えてくれたような気がしている・・
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