タイワンリス1頭目

大迷惑なタイワンリス、今期やっと1頭目を捕獲しました。

この時期はいつもだったらタイワンリスどもは集団でわんさかいるのですが、実は今期に限っては大半が姿を消してしまいました。

それもそのはず、捕獲したのがメスだったのですがお腹が大きくなっていました。どうやら異常気象の影響で、繁殖期がズレているようです。

いつもだとこの時期に結構捕獲できるのに、どうりで姿が見えないわけです。

タイワンリスの習性は、１頭のメスに対して複数のオスが群がるため、繁殖期のときはあちこちで姿を見せます。

そして繁殖期が終わると、パタッと姿を消して、しばらくすると子リスとともに姿を現します。

１回の出産で５頭くらい産み、年に３回繁殖するともいわれ、恐ろしいスピードで増殖していきます。

今回捕獲したのはメスであったため、出産前に捕獲できたからよかったです。

メスが縄張りを持つため、留守になったらまた他所から新しいメスがやってきて縄張りを作ります。これを延々と繰り返すわけですが、とにかくできる限り捕獲し駆除しなくてはいけないので、心折れそうになりますが頑張るしかありません。

タイワンリスが外来生物ですので、それこそ徹底的に駆除しなくてはいけません。

銃による駆除では、彼らは道を変えるため、矢先の関係や撃てない場所があると、指を咥えた状態になります。

でも罠ならば、広範囲で戦略的に捕獲ができます。

罠は至って簡単、ネズミ捕りのカゴを彼らの通り道にかけておくだけです。

経験で書きますが、カゴは黒の方がよくかかります。そして、うちのほうでは【ゆず】だとよく捕獲できます。

ゆずはタイワンリスの大好物なので、よくかかります。

あと道にかけるのは、竹の先にカゴを固定して、通り道の木の枝に自然体にしかけます。

タイワンリスは、外来生物なので法律で駆除することになっております。なので、行政もタイワンリス駆除に我々の収めた税金を投入し捕獲しておりますので、税金がもったいないという迷惑な一面もあります。

また明日もタイワンリス駆除を頑張ります

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