不安が不穏に繋がる・・・・・
父が入院して二週間が経ちました。
早いものです。
体調が悪い・・・という理由以外ではほぼ毎日顔を見せに行っております。
正直、かなり面倒です。
入院当初は笑顔でした。
わりとはっきり挨拶してくれ、「よーきてくれたなぁ」と喜んでくれました。
最近・・・・そう、ここ4,5日は、眉間に皺が寄ってきています。
「えらい早かったな・・・。大変やったやろ」
とねぎらいの言葉はかけてもらえますが。
どうやら父は私たちが「遠く」に住んでいると誤解しているようなのです。
「車で15分ほどやで?」と何度も言いますが、理解してくれません。
ま、それはどうでもいいんですが、本人が「病院」に居ることをあまりよく思っていない・・・そんな感じが見て取れます。
そりゃそうですよね。
一体自分のどこが悪いのか・・・未だによく解っていないのですから。
看護師さん曰く、夜は12時頃まで寝ていて、そこから活性化する。
薬を飲んで貰ったら一旦落ち着くが、これまた三時くらいまでウロウロして、隣室を覗いたりしている。
もう一錠投与するとようやく朝まで寝てくれる・・・・とのことでした。
この話から察するに、薬の効果が無いわけではありませんね。
ただ、起きてしまうと、そこからが大変だということです。
GW中は看護師さんも少なく、本当に苦労されたと思います。
果たして今、どんな薬を服用しているのかは解りませんが、全て「ちょっとずつ」調整されているはず。
ただ・・・・・
眉間の皺。
これはもしかしたら頭の中がモヤモヤしているのかも。
すっきりとした目覚めに到達していないからかも。
(薬を飲むと、朝起こされるまで起きない)
父からの電話は唐突にかかってきます。(当然だ)
「元気か?」
「最近、調子どうや?」
と、まるでご無沙汰しているかのような言葉。
もしかすると私の見舞いは・・・・父の記憶の中で消滅しているのかもしれません。
それでも「不安」が伝わってくる声。
だからこそ、私は今日も病院へと足を運ぶのです。
うちは週一とか、いっても週2だったもん。
まぁ片道1時間とかだから、そうなったんかも、だけど。
ようがんばって、おつかれさんです。
預けてもナースが疲弊するのに、あなた一人でようやってました。
薬の調整が整いますように。
そしてあなたの負担が少しでも和らぎますように。
罪悪感の成せる術かもしれないよ。
実際、何の意味もなさない見舞いなのかもしれないし。
正直、びっくりするほど元気な父。
看護師さんも相手するの大変だと思う。
最近では「同じ患者」さんと仲良くしてるから、
まあいいか・・・と思ってる。
えー・・・と外泊許可頂きました。汗