企業会計基準委員会は、企業会計審議会の金融商品会計基準を一部改正し、企業会計基準の「金融商品に関する会計基準」とする公開草案を、2006年6月6日付で公表しました。
最も大きな改正点は、金銭債務(特に社債)です。
従来、社債は社債金額をBS計上し、社債金額と発行額との差額は社債発行差金として別に計上していたのを、「償却原価法」に基づいて算定された価額で計上することとなりました。例えば、割引発行であれば、額面と差金を相殺したネット表示になります。
社債以外の金銭債務も、債務額と取得価額(基準案では「収入に基づく金額」)とに差があれば同様の処理となります。
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