テラ(倒産)の偽計事件の裁判の記事。
テラの提携先の「CENEGENICS JAPAN(セネジェニックスジャパン)」の元取締役が、被告です。
「検察側は冒頭陳述で、被告はセネ社とのコロナ治療薬の共同開発の公表で株価が急騰していたテラ社の新株585万株を引き受けるため、約75億円を調達する必要があったと指摘。「見せ金」を用意できる調達先の業者に通帳の写しを改竄(かいざん)させ、通帳の原本を確認したとする弁護士の保証書を偽造し、テラ社から関東財務局などに提出させたと述べた。
一方、弁護側は通帳の写しの改竄などを認めた上で「払込期日までには資金の準備ができ、弁護士の了解も事後的に得られると考えていた」と主張。」
一方、弁護側は通帳の写しの改竄などを認めた上で「払込期日までには資金の準備ができ、弁護士の了解も事後的に得られると考えていた」と主張。」
虚偽の開示を行ったのは、テラ社ですが、そのようにさせたのは被告であるとの検察側主張です。
「東京 千代田区の医療関連会社の取締役だった×××被告(51)は、おととし、業務提携先で新型コロナの治療薬開発事業を手がけていた、医療ベンチャー企業の株価をつり上げる目的で、うその発表をさせたとして、金融商品取引法違反の偽計取引の罪などに問われています。」