東証マザーズ上場の「アップバンク」元役員による横領疑惑で、東京地検が家宅捜索を行ったという記事。
「東証マザーズ上場のIT関連企業「アップバンク」(東京都新宿区)の財務と経理を担当していた元役員の男性(43)が約1億4900万円を不正送金した問題で、東京地検特捜部は15日、元役員の自宅など関係先を詐欺容疑で家宅捜索した。」
「同社の調査委がまとめた報告書によると、元役員は2013年3月〜昨年8月、広告事業に関連した外注費を改ざんして協力者3人と2社の計5口座に計約1億4900万円を送金。協力者に約5%の手数料を支払い、自身に還流させていた。」
基本的には個人による単なる横領事件なのですから、警察に捜査を任せておけばいいような事件のようにも思われます。それとも、もっと大きな不正が隠されているのでしょうか。
それにしても、特捜部は、東芝のようなややこしい事件は、やる気がなく、すぐ結果が出そうな新興企業の不正に対しては一生懸命やるというのは、どういうことなのでしょう。
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