東芝粉飾事件を起こした歴代3社長が、会社からの損害賠償請求裁判で反論しているという記事。
「3人の反論は、東芝から32億円の賠償支払いを求められている訴訟の中で示された。西田氏は「チャレンジは財務部署の分析を経た上で行う合理的なものだった」、佐々木氏は「意味合いは努力目標。何ら問題はない」、田中氏は「改善要求は経営者として当然。他社でも広く行われている」と主張している。
また、不正を知りながらチャレンジを求めたと指摘されたパソコン事業の利益水増しについても明確に違法性を否定。調達部門出身の田中氏は「上乗せ額は一定だった。調達価格が下がったため結果として割合が大きくなっただけ」と断言した。
西田氏は「部品の大量購入には反対したはずだ。会議の議事録を提出してほしい」と東芝側に要求。佐々木氏は「詳細な説明は受けたことがないし、バイセル取引はチャレンジがなかった月も行われていた」とトップ主導との見方を打ち消している。」
ほとぼりが冷めたころに、和解でうやむやのまま決着するのでしょう。やはり、刑事裁判で白黒つけてほしいものです。
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