SMBC日興証券の男性社員が、顧客の投資家に架空の投資話を持ち掛け、総額約8億8千万円をだまし取っていたという記事。
「同社によると、社員は個人投資家向けの営業を担当。平成13年以降、「高利回りを保証する」と虚偽の説明をして金券の交付を約束するなどの手口で、計16人の顧客から約8億8千万円を詐取していたという。同社名が記載された受領書を偽造し、顧客に渡していたケースもあった。」
完全に簿外でやっていたとすれば、発見は難しかったのかもしれません。取引明細書をその都度送付するルールになっていたはずですから、顧客がそれを知っていれば、もっと早く気付いていたのでしょうが、顧客頼みの統制手続には限界があるということなのでしょう。
当社営業専門社員による不正行為について(PDFファイル)
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