あずさ監査法人が金融庁の前金融国際審議官の天下りを受け入れるという記事。
「あずさ監査法人は、前金融国際審議官の河野正道氏を10月1日付で特別顧問として招く。あずさが提携するKPMGインターナショナルのシニアアドバイザーにも就く。」
初代の金融国際審議官をつとめ、IOSCOなどで活躍したとのことなので、たぶん優秀で立派な人だとは思いますが、金融庁が監査法人のガバナンスを言い出したとたんに、天下りを受け入れるというのも、どうなのかなと思います。
また、監査法人(金融庁の監督対象)ではなく、あずさが加盟している国際組織(金融庁の監督対象ではないので公務員の再就職制限の対象外?)の顧問になるというのも、規制の抜け道なのかもしれません。
もちろん、国際組織に日本から優秀な人を出すことができるのは、あずさにとってももメリットなのでしょう。
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