四半期決算を取り上げた日経のコラム記事。
「このところ製造業の現場では、四半期決算に否定的な見方が強まっている。四半期つまり3カ月というのは、業績改善の目標期間としては短すぎるし、市場環境変化を検知するには長すぎる中途半端な期間だからである。」
米国でも、四半期決算が短期志向を助長する問題が以前から認識されているそうですが...
「日本でも同じことが起こる可能性がある。それどころかもっと深刻な病状がみられる。短期業績の測定期間があまりに短いと、打つ手がなく業績目標の達成意欲をそいでしまうという問題である。」
先日、金融庁・金融審議会のワーキンググループの報告書が出て、当面、四半期は従来どおりという結論になっているので、こういう意見があっても、制度が変わることはしばらく見込めないでしょう。
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