アルコニックス(東証1部)のプレスリリース。
連結子会社において不適切な会計処理が行われていたことが判明したとのことです。
「当社の連結子会社で銅管等伸銅品の販売を行うアルコニックス三伸株式会社において、同社の従業員により複数年にわたり棚卸資産を架空計上し、利益を積み増す等の不適切な会計処理が行われていたことが 2020 年 11 月中旬に同従業員の告白により発覚いたしました。」
「現時点における影響額は約250百万円」とのことです。
第2四半期の四半期報告書が11月10日に提出されており、それをみると、純利益は12億円ですから、250百万円というのは、それなりに重要性がある金額です。
都合よく(?)、四半期報告書提出後の不正発覚だったので、決着をつける時間はありそうです。
しかし、任意の書類である「中間期株主通信」は、11月下旬に出しているようです(訂正や追加説明はない模様)。株主に対して不誠実なのでは。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
分配可能額を超えた当期の中間配当金と自己株式取得に関するお知らせ(力の源ホールディングス)
貸金庫から着服、計3件判明 金融庁集計、19年4月以降(東京新聞より)
2025 年2月期半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書提出のお知らせ(転貸損失引当金・店舗閉鎖損失引当金の未計上についてトーマツ、あずさと協議中)(ツルハホールディングス)
(開示事項の経過)潜水艦修繕事業に関する特別調査委員会の調査結果(中間報告)と当社グループの対応について(川崎重工業)
エス・ロジックス株式会社における不適切会計に係る調査について(棚卸資産を累計で約 5 億円過大計上)(オイシックス・ラ・大地)
第41期(2024年9月期)有価証券報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ(建物付き土地案件に関して会計処理の一部に疑義)(イメージワン)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事