日本公認会計士協会が9月15日(横浜での研究大会の日)に開催した記者会見の資料が公開されました。
以下、「記者会見要旨」より気になった事項です。見出しはこちらで付けました。今回はこれといった情報はありません。研究大会や神奈川県会に関する説明がメインだったようです。
研究大会について。
「今回、最大 2,000 名の会員が集まるイベントとして計画しましたが、新型コロナウイルスの感染状況が収まり切らないため、会場とオンライン参加との併用となり、会場には 800 名以下に制限した会員の方からの登録がなされています。」
神奈川県会について。
「神奈川県会は地域会として東京会から独立して 10 年目を迎えました。」
「 独立当初の会員数は準会員を含めて約 1,400 名でしたが、現在では約 2,000 名弱の会員数となっており東京会、近畿会、東海会に続く4番目に会員数が多い地域会です。」
倫理宣言について。
「我々公認会計士自身が、高い倫理観を持って行動していくことが必要だと常に認識し、日々確認していくために「倫理宣言」を作成し、名刺サイズで携行できるようにしました。 」
公認会計士試験について。
「8月の 19 日~21 日に令和4年公認会計士試験論文式試験が実施されました。昨年は 3,992 人の方が受験されましたが、今回は 4,067 人の受験予定者数となりました。感染拡大防止に努めて、安全に試験を行うことができたと聞いております。」
資格表記誤り問題について。トーマツに続いて、新日本でも誤りが発覚しましたが...。
「9月9日にプレスリリース「会員監査法人における公認会計士資格の表記に関する誤りについて」を発出しました。」
「7月、9月と同様の事案が公表されたことを踏まえ、協会として、上場会社監査事務所名簿に登録された監査事務所に対して、公認会計士資格表記の誤りがないかの自己点検と協会への報告を求めています。」
そのほか、第1回会計教育シンポジウムや、国際サステナビリティ基準審議会の理事に日本人が任命されたことなどを取り上げています。
会計教育シンポジウムのことは、当サイトでは取り上げていなかったので、ここで紹介しておきます。動画を配信しているそうです。
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第1回jicpa会計教育シンポジウムのアーカイブ配信について