菓子・食品製造販売の「日東あられ新社」という会社が経営不振から自主廃業を決めたという記事。
この会社は一度破綻した会社です。
「日東あられは1948年に創業。「日東あられ」「日東おもち」などのブランドで全国的にも知名度が高かった。バブル期に株投機の失敗などで約570億円の負債を抱え、91年に事実上倒産。その後、即席めん大手のサンヨー食品(東京)の支援を受け、94年4月に日東あられ新社(資本金3億円)を設立した。」
「株投機の失敗など」で倒産とありますが、実は、巨額の粉飾決算を行っていました。
ネットで調べてみると、監査論の先生の論文があります。事件の概要を知りたい方はどうぞ。監査人の責任も問われた事例であり、かすかな記憶があります。
我が国における企業不正事例(北海道大学)(PDFファイル)
日東あられ自主廃業へ 債務超過三十数億円(朝日)
倒産といえばこういう記事もあります。
震災余波で中小・零細の倒産相次ぐ 「阪神・淡路」より広範囲ハイペース(SankeiBiz)
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