大王製紙の現役社員が、不適切な会計処理の疑いを指摘する内部告発文を報道機関向けに公表したという記事。
「内部告発は、タイの現地法人などの決算処理を巡って不透明な点があり、「粉飾を始める恐れが大きい」などと指摘している。告発した現役社員は昨年末に金融庁や監査法人に報告。懲戒処分を2月1日付で受けたため、「公益通報者保護法に違反している」として会社側に処分の撤回を求めている。」
内部告発が正しいものであれば、金融庁や監査法人が適切に対応することでしょう。
記事によれば、会社は「私見や憶測による裏付けのないもの」といっているようです。会社の主張が正しいのであれば、内部告発者に対し、説明をし説得しようとしたはずですが、なぜそれがうまくいかなかったのでしょうか。
不適切会計告発で降格 大王製紙社員が調停申し立てへ(愛媛新聞)
「男性は2012年9月から、東京本社経営企画部で中期計画の問題点などの洗い出しなどを担当。関係者によると、大王経営陣に海外関連会社への投融資の問題などを報告し、改善を求めたが改善されず、同年12月に子会社出向を命じられた。 」
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