企業の事業リスク、「調達網」が最大の4割 22年有報(記事冒頭のみ)
PwCがテキストマイニングの手法で約1000社の有報を調査した結果を紹介した記事。「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」、「事業等のリスク」、「コーポレート・ガバナンスの概要」の項目を分析したそうです。
「サプライチェーン(供給網)に関するリスク情報を開示する上場企業が増えている。大手監査法人グループのPwCアドバイザリー(東京・千代田)によると、有価証券報告書に事業のリスクとして記載する企業は39%に上った。今回調査した5年間をみると、4年前より33ポイント上昇した。」
新型コロナの影響なのか、2020年から急激に増えているそうです。業種別では、鉄鋼・非鉄、医薬品、電気・精密の開示割合が高いほか、食品業界でも開示が増えているそうです。
そのほか、地政学を記載する企業も増えており、売上高5000億円以上の企業では31%とのことです(2021年との比較で20ポイント増)。
PwCのサイトに調査結果のレポートが掲載されています。
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有価証券報告書から読み解くガバナンスとリスクマネジメントの動向2022