オリンパスの粉飾で損害を受けたとして株主(企業2社含む)が損害賠償を求めて同社を訴えていた裁判で、株主側が勝訴したという記事。
「野田恵司裁判長は「投資判断にあたり、有価証券報告書に重大な虚偽記載をした」と指摘し、計2085万円を支払うよう同社に命じた。
判決によると、株主らはそれぞれ200~5100株を保有。2011年10月、不正会計を追及していた当時の英国人社長が突然解任され、翌月に会社が一転、損失隠しを公表して株価が大きく下がった後、保有株を売却した。同社は05~11年度の有価証券報告書に純資産を毎年493億~1235億円程度多く記載していた。
判決は、社長解任前日の株価(2482円)を基準に、売却時の株価との差額の8割を不正発覚と関連する損害と認定した。」
会社側のプレスリリースは見当たりませんでした。
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