会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

市バス運賃着服で1億5千万円賠償 京都バス(京都新聞より)

市バス運賃着服で1億5千万円賠償 京都バス

京都市が市バス運行を委託する京都バスに対して、運賃の不足金など約1億5300万円を賠償請求し、全額の支払いを受けたという記事。京都バスにおいて元嘱託社員が運賃を着服していることが発覚し、不足が見つかったそうです。

「元社員は、錦林出張所で市バス運賃の売上金約25万円を盗んだとして7月に川端署に逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

市によると、元社員逮捕後、運賃を一時保管している同出張所と、運賃を集約する料金センターの売上金データを照合したところ、データが残る2014年11月から、元社員が逮捕されるまでの約2年8カ月間に、約1億3900万円の不足が生じていたことが判明したという。」

こういうデータがあるのなら、事件が起こる前から、売上の網羅性をチェックするために利用すればよかったのでは。
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