京セラの「アメーバ経営」に関する企業秘密を不正に持ち出したとして、京セラ子会社の元幹部が、不正競争防止法違反(営業秘密の領得)容疑で書類送検されたという記事。
「送検容疑は2016年9月、大津市の自宅から京セラコミュニケーションシステムの業務用パソコンで会社のサーバーに接続し、アメーバ経営を活用した病院経営のコンサルティング情報を私用パソコンに不正に送信し、秘密を得たとしている。男はその後病院職員に転職しており、「医療業界に身を置きたかったので情報が役に立つと思った」と容疑を認めているという。
府警によると、男は同社の「京都医療・介護コンサルティング部」の責任者で16年9月末に退職。コンピューター関連会社を経て滋賀県草津市内の病院に転職した。昨年8月、京セラコミュニケーションシステムが府警下京署に告訴していた。」
京セラ秘密持ち出し疑い 子会社元部長を書類送検(日経)
「送検容疑は、2016年9月15日、業務用パソコンを自宅に持ち帰り、京セラコミュニケーションシステムのサーバーに接続。同社が所有する、病院の経営に関する企業秘密が含まれた文書データをダウンロードして、同月下旬に私用パソコンに送信した疑い。」
アメーバ経営自体は広く紹介されており、秘密でも何でもありません。
「アメーバ経営」とは何か(ITmedia)
![]() | アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫) 稲盛 和夫 日本経済新聞出版社 2010-10-02 by G-Tools |