証券取引法違反(風説の流布)の罪に問われた金融ブローカーに、東京地裁で実刑が言い渡されたという記事。
「判決によると、大場被告は休眠中の通信会社を買い取り、実現の見込みがないことを知りながら、携帯電話にアダプターを差し込むだけで通話料金を月額4500円にできるサービスを02年11月に公表した。その結果、1株30円前後だった親会社で東証2部上場の下水道工事会社・大盛工業(東京都)の株価が110円まで高騰。被告は同社株を売り、多額の利益を得た。」
業績不振とはいえまともな本業をもつ上場企業が、いつの間にかあやしげな人達に取り込まれ、不正の道具に使われてしまったケースといえます。こういう会社がでてきたので、どの監査法人も、毎期毎期クライアントの選別を厳しく行うようになっています。
東証2部・大盛工業「株価操縦」疑惑、事件化か!?
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