会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

金融庁元検査官が危惧するDXの遅れと“金融機関のITガバナンス”(文春オンラインより)

「ダメ出しをするのがつらいときも」金融庁元検査官が危惧するDXの遅れと“金融機関のITガバナンス”

金融庁のDX(デジタルトランスフォーメーション)について、担当者に聞いた記事。

「金融庁は、「金融DX」を掲げ、金融機関等との行政手続きの完全電子化を進めている。現在、金融庁が管轄する1767の手続きの種類のうち、オンラインで対応可能なのは160、わずか約9%にとどまる。一方、2020年に受け付けた約130万件の申請のうち、オンラインでの申請は約110万件、約85%にも上る。金融庁に用がある人々は、着実にオンラインに移行しているということだ。」

今年の1月になってようやく、パスワードを掛けたファイルをメールに添付するやり方を廃止したのだそうです。

「政府が廃止を宣言した日本独自の脆弱なセキュリティ対策「PPAP(パスワード付きzipファイルの運用)」は、金融庁も2021年1月をもって運用を停止した。「一部金融機関や、海外とのやりとりを担う国際部門から『いつまでPPAPを続けるのか、恥ずかしい』と言われ続けてきました。解消できてよかった」と、稲田は胸をなでおろす。だが、長く続いた作法をすぐには変えられないのか、未だにPPAPを続ける職員を見かけることもあるらしい。現在はそれを見つける度に改善命令を出しているとのことだ。」

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(電子書籍版)
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