税逃れで1億6200万円超を隠匿疑い 千葉・銚子の会社役員を逮捕
国税徴収法違反(滞納処分免脱)の疑いで、千葉県銚子市の会社の取締役(85歳)が逮捕されたという記事。
「税の滞納処分の執行を逃れようと会社の財産約1億6200万円を隠匿した」のだそうです。
その手口は...
「逮捕容疑は2017年7月~23年8月、取引先3社からのゴム製品加工代金などを隠したとしている。」
ゴム製品の製造販売会社が約1億6000万円あまりの財産隠した疑い 取締役の男を逮捕 千葉地検特別刑事部(TBS)
「千葉地検特別刑事部によりますと、××容疑者は滞納処分を免れる目的で2017年7月から去年8月までの間、取引先の3社に対し、受け取る代金およそ1億6200万円を自分以外の口座に入金させ、財産を隠した疑いがもたれています。」
こちらは、架空人件費による脱税です。
東京・江東区の人材派遣会社が法人税など1億円超脱税か 東京国税局査察部が刑事告発 100人超の架空の従業員給料を計上か(TBS)
「関係者によりますと、××社長は2021年8月までの1年間に100人を超える架空の従業員の給料を計上するなどして、およそ8900万円の所得を隠し、法人税およそ2200万円を脱税した疑いがもたれています。
さらにおととしには確定申告書を提出せず、およそ1億5300万円の所得を隠して、法人税と消費税あわせておよそ7900万円を脱税した疑いがもたれています。」
こちらは、まだ脱税と決まったわけではありませんが、あやしいカネの動きがあり、税務署が調べているそうです。
宮城・塩釜市魚市場が架空会社へ数千万円支払い 取引の流れ(Yahoo)(東日本放送配信)
「宮城県の塩釜市魚市場を運営する会社が2020年からの3年間、マグロなどの販売代金の一部、計数千万円を架空の会社に支払っていたことが分かりました。税務署が、この取引の流れを把握していて調査を行っているということです。」
架空仕入れをしていたわけではなく、仕入れ先である問屋から、魚の販売代金の一部を現金で取引してほしいともちかけられたのだそうです。