会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

TATERU、前期純利益を訂正 79%減に減額(日経より)

TATERU、前期純利益を訂正 79%減に減額

当サイトでも何回か取り上げたTATERUが、2018年12月期連結決算の訂正を発表したという記事。純利益が15億円から8億円に減っています。監査法人からいわれて、繰延税金資産を取り崩したそうです。

「13日の決算発表の後、会計監査の過程であずさ監査法人から「将来の収益予測を保守的に判断すべき」との見解が示されたため。繰り延べ税金資産の回収見込み額を減らして同資産を一部取り崩すとともに、繰り延べ税金負債を計上。法人税の負担が増えた。」

訂正といっても、過年度決算の訂正ではなく、決算確定前の見直しですから、大問題ではないでしょう。それより、あずさが監査契約を継続するかが注目されます。

(訂正・数値データ訂正)「平成 30 年 12 月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について(TATERU)(PDFファイル)

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