ソフトバンクのシステム更新をかたった架空の投資話で現金12億円をだまし取った容疑で、ソフトバンクの元部長と元課長ら3人が逮捕されたという記事。
「逮捕容疑は共謀して、令和4年1月中旬~3月下旬の間、ソフトバンクが携帯電話ショップなどで使っているシステムの入れ替えがあるなどとかたり、会社経営の30代男性から入れ替えを請け負う企業に対する出資名目で計12億円をだまし取ったとしている。
捜査2課によると、××容疑者らはソフトバンク本社(東京都港区)の会議室で、虚偽のプレゼンテーション資料などを示しながら、全国にある約3500店のシステムを入れ替えるのに96億円がかかるなどと説明。ソフトバンクから入れ替えを請け負った企業に代金が支払われるまで期間が空くため、「12億円を融資してくれる投資家を探している」とし、配当として20%が得られるとうたっていたという。」
場所と肩書きにだまされてはいけないということなのでしょう。ソフトバンクの親会社は、なんだか複雑な金融スキームを駆使している会社ですが、さすがに、配当20%はあやしすぎます。
ソフトバンク元部長ら逮捕 架空の事業かたり12億円詐欺の疑い(NHK)
「警視庁によりますと、3人は去年、会社経営者の男性に対し、架空の事業内容が書かれた資料を示したうえ、「ソフトバンクが発注する96億円の事業がある。受注会社に現金が支払われるまでのつなぎ融資をしてくれれば20%の配当が得られる」などとうそを言って、現金合わせて12億円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
こうした説明は、ソフトバンク本社の会議室で行われたため、男性は本当の事業だと信じてしまったということです。」
ソフトバンクは、こういう不良社員を野放しにしていた責任は取るのでしょうか。
元部長(47歳)と元課長(42歳)の関係性も気になります(上司だとしても、普通はこんな悪事にはつきあわないでしょう)。