東証マザーズ上場、パートナーエージェントのプレスリリース。
元経理財務部門従業員による不正行為の疑いが判明したとのことです。
「当社は、2019 年6月下旬の社員面談において、当社の元経理財務部門従業員 A 氏の会社経費の一部処理について不正の疑いがある旨の指摘を受け、検証を行いました。その結果、旅費交通費名目で架空計上を行い、複数回にわたり現金を横領していた疑いがあることが判明いたしました。その後、更に社内調査を進めたところ、A 氏前任者である元経理財務部門従業員 B 氏についても、現金を横領していた疑いがあることが判明いたしました。また、元経理財務部門従業員 C 氏より、当社の一部取締役らに対して元経理財務部門従業員 A 氏の不正について 2019 年6月下旬の社員面談前に相談がなされていたものの、当社取締役会・監査役への適切な報告を怠っていた可能性があることが判明いたしました。
なお、当該不正行為による現在判明している範囲での被害総額は約 20 百万円、当該不正行為が行われた期間は 2016 年5月から 2019 年3月頃までの約3年となっております。」
会社全体の財産管理を監督すべき経理財務部門で起きた不正(しかも複数が関与)であるというのは重大です。しかし、社員面談における通報で発見できたというのは、自浄作用が働いたといえるのでしょう。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事