会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

IASB chairman warns on risk to rules

IASB chairman warns on risk to rules(無料閲覧回数に制限あり)

IASBの議長が、時価会計を巡る欧州委員会との対立の後で、辞任も考えたと述べたという記事。(とても自分からやめるような人物にも見えませんが・・・)

Sir David admitted to a UK group of MPs that he had considered resigning after a stand-off with the European Commission last month resulted in the IASB being forced to change its rules without consultation.

IASBは、認めなければIFRSから離脱すると欧州委員会に脅かされて、金融商品会計の見直しを行いましたが、そのことについては、IASBの信頼性が失われたという批判もあるようです。現行の時価会計ルールに対してはフランスが強硬に反対しており、英国では、フランスがIASBをつぶそうとしているという見方もあります。

IASBは当然、現行基準を擁護する立場です。IASB議長は英国財務省の委員会での証言で、銀行に多額の評価減をさせた時価会計システムは、監督者や銀行役員に、問題に対して逃避するのではなく、正面から取り組むことを余儀なくさせたのだと述べています。

Sir David said that the system, which has led banks to write down hundreds of billions in the value of their holdings as markets have plunged, has forced regulators and executives to face the problems head on, rather than hiding from them.
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事