岡山大学学長、予算2000万円を“趣味の写真”に注ぎ込んでいた!3億円不正経理も責任取らず3月退任で“逃走”
国立大学である岡山大学の学長(74歳)が公金を私的流用していたという記事。そのほか、不正経理も指摘しています。
「「病院長時代から、公私混同がひどく、2000万円もの大学のお金を、趣味の写真に注ぎ込んできたんです。トップとして君臨する現在、これを正面から批判できる大学関係者はいませんよ…」(同前)
2000万円の内訳はこうだ。まず、2011年から2016年にかけて、自身が撮影した写真を特注のパネルに加工した。これが、500万円也。
「パネルは病院内の廊下の壁にずらっと展示され、ご丁寧に『槇野博史』と名前が入っています。製作費はすべて病院運営費などから支出されています。本人は『患者の心を癒やすため』と言い訳していたそうですが……」(病院関係者)
さらに槇野学長は、大学の予算で2冊の写真集を自費出版したうえ、別の出版社から発行させた自身が著者である写真集を7冊、それぞれ数百部から2000部ほど大学に購入させているのだ。」
チェックを免れるため、支払額が50万円を超えないように分割していたそうです。
2016年の学長選挙のころに、公益通報によって、大学幹部らに発覚したが、うやむやにされたそうです。
不正経理の方は、2021年に公益通報で発覚、あずさ監査法人も(会計監査人として?)報告しているそうです。
「さらに槇野学長は、とある重大な“秘密”を抱えたまま、大学を去ろうとしている。
「3億円にものぼる、不正経理です。2014年度分の決算時、7億円の赤字があった岡山大学病院の収支を少しでもよく見せようとして、製薬会社などから治験のために振り込まれた受託研究費を、通常の診療で使用する検査試薬代3億円につけ替える粉飾決算をおこなったのです。本来は研究に使われるはずのお金を、勝手に経費の穴埋めに流用したということです」(病院関係者)
本件は、2021年に公益通報により発覚。その後、あずさ監査法人による監査がおこなわれ、2022年6月3日に監査結果が報告された。そこでは、この経理操作について、「会計原則に違反する」「公的研究費の適正な使用に対する違反」など、厳しい言葉が並び、不正経理が認定されている。しかし、いまだに岡山大学は問題を公表していない。」
大学の情報公開のページを見ても、令和3年度の財務諸表は公開されているものの、監査人の監査報告書は掲載されていません(令和2年度までは掲載されている)。あずさ監査法人は、自分たちの監査報告書が無視されていることをなんとも思っていないのでしょうか。監査契約を切るべきでしょう。
記事で紹介されたいるウェブサイト。
↓
岡山大学を正常化する会
上記ウェブサイトより