会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「大東建託」の超ブラック体質 支店ぐるみで“私文書偽造”も(デイリー新潮より)

部下の顔面を殴打、“腹を切れ”と恫喝…「大東建託」の超ブラック体質 支店ぐるみで“私文書偽造”も

大東建託」で、受注の際の私文書偽造、パワハラなどが横行しているという記事。

そのうち、支店ぐるみの不正契約については...

「社員レベルでなく、支店ぐるみで不正に手を染めているケースも。

「都内のある支店では、課長が中心となって、事前審査の通過だけが目的の不正契約を繰り返していた。部下に“土地さえ持っていれば無職でも借金漬けでも構わないから探し出せ”と指示していたのです」(同)

契約に伴って発生する受注金30万円は、課長自身か部下が立て替えており、部下がATMに駆け込み、自分の銀行口座から引き出すことも。さらに、地権者が高齢の場合、その子供などの同意書が必要になるが、課長は部下に同意書の署名をさせ、100円ショップで買った印鑑で捺印させていたという。これは明確に私文書偽造にあたる。」

売上に関する業務フローの出発点である、受注の段階でこんな不正が行われているとしたら、内部統制に問題ありといわざるを得ないでしょう。会計監査人(トーマツ)はどのように判断しているのでしょうか。

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