インド紀行（5）

街でも村でもインドの牛はのんびりと自由に道路際を闊歩しています。
ほとんどの牛は首輪をつけておらず、痩せているように見えます。
「野良牛」なのだぞうです。
時には渋滞する車に巻き込まれて交通事故にあってしまうこともあるとか。
インドでは牛は神様の化身なので、誤って轢いてしまったドライバーは
慌ててお寺へ行き、許しを乞うのだそうです。



野良犬もあらゆるところにいます。

でも皆痩せてはおらず、穏やかでおとなしく、吠えている姿も見ませんでした。
輪廻転生の思想のインドの人々は犬たちが自分の祖先や親戚の生まれ変わりかも
知れないと考えて餌を与えるのだそうです。

また、デリーの路上では鳩の餌を売る人がます、
餌を買って鳩に与える人がいて、それは徳を積むため、なのだそうです
。