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「原発さえなければ、、、」無念の死

2011年06月17日 13時42分40秒 | 原発
土づくりから初めてこつこつと独自の工夫で人気のキャベツを作っていたという福島県須賀川市の農家の樽川さん(64)は、原発事故の影響で3月23日に出荷停止となった翌日、将来を悲観して自殺した。
6月10日には、。「原発さえなければ、、、」と書き残して相馬市の酪農家(55)が自殺した。牛乳の出荷制限を受けていたために、搾乳した牛乳を捨てていたという。そのため、資金繰りに苦しんでいたらしい妻と子をフィリピンに残しての死だった。
6月17日には、津波で自宅が損壊したため親せき宅に避難中だった気仙沼市の80代男性が自殺。
寝たきりの妻を道連れにした無理心中だった。

真面目ににこつこつと努力して生きてきた人たちが絶望するような現状はあまりにも辛く、悲しい。菅総理はじめ政府は、この方たちの悲しい選択を重く受け止めて、被災者ひとりひとりに
細やかな血の通った対応をしてほしい。

浪江町の牛の処分をふくめてよくよく考えて対応をお願いしたい。


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