映画「椿の庭」を見てきました。
海が見える丘の上に手入れの行き届いた庭つきの郷愁を誘う古民家がある。
その家の主で気品に満ちた老婦人を中心に淡々と進むストーリー。
もうすぐこの家を手放さなければならない、という限られた時間が
四季の移ろいとともにゆっくりと過ぎていく。季節に伴って変化する自然の営み、
小さな生き物たち、それを描く映像の美しさに見とれてしまう。
監督・脚本・撮影・編集の上田義彦監督氏は写真家だと知り、なるほどと納得がいった。
年齢を重ねてなお美しい富司純子さんと、お着物の見事な着こなしにも見とれてしまった。
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