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映画「ホテル・ムンバイ」

2019年10月05日 23時51分03秒 | 映画
2008年にインドのムンバイで起きた同時多発テロでテロリストに占拠されたタージマハールパレスホテルでの
人質脱出劇をオーストラリア人監督が映画化。

500人以上もの人々が巻き込まれながら、死者が32人で、その半数が宿泊客を守るために自らの意思で
残った従業員だった。

監督は、彼らの勇気と機転、犠牲的精神に心動かされて映画で伝えようと決心したのだ、と語っている。


ホテルの従業員が銃弾の恐怖と闘いながらも、命を張って怯える宿泊客を誘導して非難させる場面に
ドキドキしながらひきこまれた。
お客様とは言え、まるで戦場の中なのにあんな風に我が身よりも他人の命を守ろうとするなんて
できるものなのだろうか?
しかもそのような行動をしたのはひとりの従業員だけではなかったのだという事実に監督ならずとも
驚かされる。

テロにも戦争にも遭遇したくはないが、万が一そのような事態に巻き込まれたときに、私はこのホテル
の従業員たちのように
他人の命を優先して行動できるだろうか…  おそらくは、醜いエゴで我が身を第一に守ろうとするだろう。



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