母の買い物

火曜日
母はきょうはデイサービスに行かない日で
ヘルパーさんが１０時から１時間
買い物に付き添ってくれる日

母が今までに持っていた
鮮やかな色のＴシャツは派手すぎて
地味な服のお年寄りばかりのデイサービスに
着て行けないというので

派手隠しのためのネット状のベスト
朝早くから洋服屋さんに電話でお願いしておいて

アメブロにも書いたとおり
ヘルパーさんに頼んで一緒に行ってもらった

今更もう服は買わなくていい

なんていつも言っておきながら
あのやろう　ヘルパーさんの話では
またいろいろ目移りしていたようだ
今度娘と着たときこれ薦めてちょうだいね
なんて　帰り際に洋服屋さんに頼んでいたらしい

日頃　もういらないなんて言いながら
行けば５着も６着も平気で買いまわるから
よけい腹が立つ

以前からこんな買い方をしていたのか
わからなくなっているからなのか

会社があるため
今まで普通の母娘のように
一緒に買い物に行ったりする機会がなかったので
わたしにはわからないのだ

さすがにヘルパーさんが止めてくれたからよかったけど
もうしばらくは連れて行けない
次の季節まで

そうこうしていると今度は
いきなりいつもの配達の魚屋さんが
頼んだ覚えもないのに
刺身を持ってきた

ヘルパーさんとちょうど魚屋さんの前を通り
頼んで帰ったのだ

そういえばお刺身は全部自宅送りで
母に食べさせてなかったから
悪かったのだけど

なんでなんだ？
見栄張ってるのか？

そういうタイプの認知症なのか？
勝手にどんどん買い物しちゃうのか？