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お粥

2012-10-15 16:15:02 | 家族
数年前
わたしの母がまだしっかりしていて
普通に生活し 現役で一緒に仕事をしていた頃のこと

日頃家事が滞っているわたしを
夫は無理には田舎の農業に連れて帰らなかった

しかし田舎の両親も相当高齢で
父は90歳ぐらい
それより少しは年下の母も体調が悪く
台所仕事もままならなかった

そこでピンチヒッター
長男の嫁に代わり
わたしが二男の夫について
農繁期のおさんどんに帰った

とにかく何種類か昼食と夕食
おかずを並べねば

自慢じゃないが
料理は得意ではない

口も利かずに必死でおかずを作った
冷ご飯は食べにくいからお粥にした
実はわたしはお粥が大好きなのだ

夕食時 
熱いご飯も炊けてるけど
お粥もあるよ

そういうと
歯が悪くて硬い物が食べれない夫の母が

わしはお粥がええ

続いて夫の父も

わしもお粥くれ

ただの冷ご飯のお粥なのに
喜んで食べてくれたのが嬉しかった

お粥をしたことが
思いやりのように取ってくれた気がした

その後夫の姉から伝わってきた話

KEIちゃんが何にも言わずに
よくやってくれたと喜びの声

…。

余裕がなくてしゃべれなかっただけなんだけど


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