□□お暇なら来てね。□□

□□韓流(パク・ヨンハ中心)、など興味の向いたものを紹介□□

Sad Movie(2005)

2006-11-16 16:24:03 | 映画
中には無理やり涙をうかべたような表情がキモかったりするポスター。
「泣ける」を強調する宣伝でしたが、期待し過ぎると肩透かしをくらうと思います。
途中声が漏れないように泣くお客さんがいたのですが、かえって嗚咽のようになり驚きました。
テヒョンくんやウソンさんを観に行ったつもりが、
「ラブストーリー」でチョ・スンウの親友を演じていたイ・ギウくん(坊主頭が印象深い)の、
長髪姿と愛嬌ある笑顔にドキドキしました。
「カル」「H」「箪笥」などのヨム・ジョンアさんがとても綺麗でした。
特に旗振りのシーン!自慢の母親だろうなぁ。
木村佳乃さんに雰囲気が似ていました。
エンディングロールが白地なのも新鮮でした。
 ・OST 「Sad Movie
 ・「Sad Movie」パーフェクトガイドBOOK
  Photoストーリー、ロケ地ガイド
  主要キャスト8人インタビュー&グラビア
  キャラクターをつなぐアイテム&キーワード
  全シーン完全シナリオ採録(未公開シーンを含む)
(おまけ)・「デイジー」22%オフ
 ・2007年1月26日発売 「デイジー アナザーバージョン」(チョン・ウソン演じるパクウィからの視点のもの)

<公開時コピー>「愛はどうして終わる瞬間に一番輝くんだろう。」
<あらすじ> プロポーズをうまく伝えることが出来ない、消防士ジヌとアナウンサースジョンの恋。
ついにプロポーズを決意した日、ジヌは再び火災現場へと向かってしまう。。。
定職を持たない青年ハソク。恋人スッキョンはそんな彼にいよいよ愛想を尽かしてしまう。
彼女の心をつなぎ止めようと始めた仕事は“別れさせ屋”。
次々と依頼が舞い込み、彼女も見直してくれると思われたが。。。
会社を興し忙しい日々を送る母ジュヨンとその一人息子フィチャン。
ある日、母は不治の病が発覚、入院してしまう。
入院中は毎日会えると喜ぶ息子だったが。。。
遊園地で着ぐるみのバイトをする耳の聞こえない少女スウン。
彼女は園内で似顔絵描きをする青年サンギュに恋するが。。。
チョン・ウソン ・・・・ジヌ
チャ・テヒョン ・・・・ハソク
イム・スジョン ・・・スジョン
ヨム・ジョンア ・・・ジュヨン
シン・ミナ ・・・・・・スウン
イ・ギウ ・・・・・・・サンギュ
ソン・テヨン ・・・・・スッキョン
ヨ・ジング ・・・・・・フィチャン
□HP http://www.sadmovie.jp/
(↓ 注:以下ネタばれあり)☆☆☆★★

火事からジヌがスウンを助け、その姉スジョンと恋に落ちる。
姉妹の会話は手話で、ジヌが会話を試みてもどこか意味不明でテンポが狂う。
そのほんわかさがいい。
ウソンさんも(前髪長いと消しゴムのようにワイルドになってしまうし)前髪短く、三枚目的な表情も沢山魅せてくれました。
ジヌというキャラクターが愛を言葉にするのが不器用で、
でも愛情あふるる眼差しやしぐさなど、とても素敵な男性でした。
イム・スジョンさんは「アメノナカノ青空」一転、今回は手で表現するのでその役どころが面白かったです。
スジョンの命を張る仕事に心配する気持ちは私も彼が大工仕事なので、
誇らしいと思う反面、怪我や事故、最悪死を思うと、毎日の帰宅にホッとします。
ただ、最後のビデオテープのシーンはドン引き。
どうしても逃げられないというのを見せて、その土壇場でメッセージを残すしかなかった、という状況を描いて欲しかったです。
その間に逃げて~!マスク外さなかったら生きていたかも!ってツッコミたくなりました。ナハハ

その前の母子の別れが良く描かれていたので尚更。。。
子役のヨ・ジングくんは典型的な韓国人子供という顔立ちで。
雨の中「オンマ~!オンマ~!」と体中から発する悲しみは演技を超えていたように思います。
母親の日記を読むエピソードも面白かったです。
テヒョンくんは「猟奇的~」のように(今度は男性に)また殴られる役。
別れを伝言する仕事を思いつきますが、恋人から依頼されるという展開はどこかで見たような。。。
それはともかく、恋人とのシーンがあまり描かれないので感情移入がしにくかったのですが、
テヒョンくんが上手いので、恋人が自分への別れの伝言を言うスーパー入口でのシーンは良かったです。
フィチャンと公園で会い、後に以来される繋がりも自然でした。
が、母親が苦しみだした時すぐ医者を呼んだ方が良かったのでは、とツッコミどころは沢山の映画でした。

話せないのは生まれつきなのか火事のせいなのか、顔の火傷は火事だろうけど。
スウンの着ぐるみキャラクターがとても可愛らしかった。
姉スジョンとその恋人ジウのシーンも好きだけど、スウンが明るく生きているところがいい。
サンギュの留学話に、着ぐるみを脱いで似顔絵を描いてもらう時のスウンは少女→女性となって輝いていました。
そして相手への思いやりから素顔を見せるところがサッパリしていていい。
小人たちもキュートで面白かったです。
愛しい人との別れは悲しく辛く時には惨い、でもその愛する人への温かい想いが残るような、
悲しいだけの話で終わらない映画でした。

2006年11月15日(水)ワーナーマイカルシネマズ浦和美園
14日が埼玉県民の日で、映画は全作¥1000だったせいか全体的に混んではいなかったです。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする